2部リーグ第10節は、順位はほぼ変わらずとなった。
国士舘大はリバウンドで優位に立ち青山学院大を下す
青山学院大は首位の国士舘大に対し、強いディフェンスで簡単にはやらせない立ち上がり。国士舘大はインサイド、アウトサイドともに守られて入らず、1Qは互角の出だしだった。2Qに入り#10槇野(4年・SG)のスリーポイントが連続して入ると、青山学院大が勢いづく。しかし国士舘大も#34木島(3年・SG)のスリーポイントが決まってやや落ち着くと、速攻やゴール下でのタップが決まり、32-34と2点リードで前半終了。
3Qも行き詰まる出足になるが、#34木島のシュートや#3佐藤(4年・PF)のバスケットカウントで国士舘大が勢いづくと、#9大滝(3年・SG)のシュートがようやく決まり、このQで10点ほどのリードを奪うと、4Qも追いつかせず58-77。
青山学院大は、スリーポイントは国士舘大よりも良く、前半のディフェンスはタイトで#9大滝にもシュートを入れさせずなかったが、リバウンドで差がついた。国士舘大は#10ダンテ(4年・C)が15本、#3佐藤が18本を獲得。チーム全体で22本の大差となり、点差を開いた。
国士舘大はこれで10戦全勝。次は中盤に位置する東洋大と対戦し、1巡目を終える。青山学院大は前半戦で痛い4敗。上位陣に競り負ける厳しい状況が続く。
また、2位・法政大は3勝にとどまる上武大に出だしからリードされる展開。4Q終盤になんとか逆転し、#8石田(3年・SF)のシュートで逆転し1点差の辛勝となった。
競り合いを制して明星大が8位浮上
明星大は東京成徳大と1Qから点を取り合う接戦となった。東京成徳大は2Qの終盤に#37ディアラ(3年・C)が足を痛めてベンチへ。インサイドの強みがなくなった3Qに28-20とリードを持っていかれてしまう。4Qには足を引きずりながらも#37ディアラがコートに戻り、周囲を活かすプレーで貢献するが、ここぞの1本が決まらず。明星大が86-85の1点差で明星大が勝利となった。
負けが混んでいた明星大は徐々に白星を増やしてきた。この勝利で順位を2つ上げ8位へ。東京成徳大は順位を1つ下げ7位。
【第10節終了/勝敗】
1位 国士舘大学 10勝0敗
2位 法政大学 8勝2敗
3位 順天堂大学 7勝3敗
4位 青山学院大学 6勝4敗
5位 駒澤大学 6勝4敗
6位 東洋大学 6勝3敗
7位 東京成徳大学 5勝5敗
8位 明星大学 4勝6敗
9位 上武大学 3勝7敗
10位 関東学院大学 3勝7敗
11位 帝京平成大学 1勝9敗
12位 玉川大学 1勝9敗