1部リーグは2ステージ制、後半戦は上位・下位グループに分かれる
秋の関東リーグ戦はいよいよ、1部・2部リーグが8月26日(日)からスタート。11月の入れ替え戦・順位決定戦まで、各大学が長き戦いに挑む。
今大会、特筆すべきは1部リーグ戦が2ステージ制で開催されることだ。コロナ期に入れ替え戦開催ができなかったこと等、さまざまな要因から現在の1部は14チームとなっているが、昨年は2ヶ月程度の期間に26試合という試合数の増大も選手の負担になった。今季は1巡目で総当たりの1次リーグを行ったあと、2巡目は上位・下位の2グループに分かれ、全19試合となる。各グループ7チームずつになるため、2次リーグでは1チームが休みになる変則スケジュールだ。
2部リーグはこれまで同様、12チームの2回総当り、22ゲームで開催される。
なお、1部リーグのいくつかのチームは9月半ばからの天皇杯に参加するため、昨年同様休止期間が置かれる。
1部は2チームが自動降格、2チームが入れ替え戦へ
来季1部は12チーム編成に戻る。そのため、1部の13位・14位は自動降格。11位・12位が2部の1位・2位との入れ替え戦に進む。1次リーグで下位グループに入ると、最終的な順位で8位以上には上がることはできない。
7位までの上位リーグに入れれば、後半の対戦相手には強豪しか残らない厳しい世界となり、下位リーグに入ると降格の危機もあるが、上位チームとはもう対戦できないという強化面のデメリットもある。ただ、実力が似たチームで戦うことになり、試合内容としては競り合いが期待される。まずは過去にない難しい1次リーグを、どう戦っていくか、その過程が見どころになるだろう。
一方、2部リーグは1部よりも試合数が多く、上位も入れ替え戦を突破しなければ1部には上がれないため、例年よりもハードルは上がっている。昨年1部から青山学院大と国士舘大の2チームが降格し、3部から帝京平成大と玉川大が昇格してきたため、大きく顔ぶれも変わった。この中からどこが抜け出していくかに注目だ。
会場により入場者数に上限あり、毎週のファン投票も開催
今大会より各会場の入場については収容制限が発表されている。1部リーグは観客席の少ない大学体育館(日本体育大・専修大・白鷗大会場)での開催には数百人程度で入場者の上限が設けられているため、注意したい。2部リーグでは東洋大学会場は完全無観客開催、または帝京平成大学会場はチーム券のみ入場可能となっている。観戦方式については随時関東大学バスケットボール連盟の公式サイト、SNS等で確認が必要だ。
また、新企画として、1〜3部では毎週誰もが投票できるMIP(Most Impressive Player)、MIT(Most Impressive Team)投票の開催も発表された。1週間で最も印象に残った選手・チームに投票し、選手の後押しができる企画だ。こちらも公式ページで確認しよう。