2部リーグは1部リーグより一足先の10/29に全22戦を終え、また1部リーグ最終戦を受けて入れ替え戦での対戦相手が決まった。
2部優勝は国士舘大。昨年1部から自動降格となったが、今年は2部で飛び抜けた強さを発揮。攻撃力と高さの両方を兼ね備え、上級生が安定して活躍したのに加え、新戦力の下級生もいいプレーを見せた。入れ替え戦では拓殖大と戦う。
準優勝は法政大。やや波はあったが、タレント揃いで高さもあり、国士舘大に次ぐ強さを発揮し、2部リーグをリードした。入れ替え戦は神奈川大と対戦するが、強度の高い相手ディフェンスを攻略できるかがポイントになる。
駒澤大と東洋大は近年の2部上位常連。惜しい試合が多く、3位、4位で大会を終えたが、最終戦では東洋大が国士舘大を、駒澤大が法政大を破る意地を見せた。
2004年以来の2部となった青山学院大は黒星スタートから入り、上位チームにも苦戦が続いて負けが込んで5位。関東大学界屈指のスリーポイントシューター軍団、順天堂大は一時3位まで浮上する活躍を見せたが、6位フィニッシュとなった。
下位では上武大、明星大は出足で苦戦したが、最終的には入れ替え戦枠を脱した。
関東学院大と東京成徳大は2部屈指の留学生インサイドかつ、スコアラーを擁すが、白星が伸びずに入れ替え戦へ。対戦相手は昨年3部降格した埼玉工業大と立教大で、3部では圧倒的な力を見せているだけに、油断はできない。
2部1年目だった玉川大と帝京平成大は3部自動降格となった。
【最終結果】
優勝 国士舘大学 20勝2敗
(1部12位・拓殖大との入れ替え戦へ)
準優勝 法政大学 17勝5敗
(1部11位・神奈川大との入れ替え戦へ)
─────入れ替え戦──────
3位 駒澤大学 15勝7敗
4位 東洋大学 14勝8敗
5位 青山学院大学 13勝9敗
6位 順天堂大学 13勝9敗
7位 上武大学 11勝11敗
8位 明星大学 9勝13敗
─────入れ替え戦──────
9位 関東学院大学 7勝15敗
(3部2位・立教大との入れ替え戦へ)
10位 東京成徳大学 7勝15敗
(3部1位・埼玉工業大との入れ替え戦へ)
──────3部降格──────
11位 玉川大学 4勝18敗
12位 帝京平成大学 2勝20敗