2部リーグは残すところあと1週となった。上位は最終週を待たずに国士舘大が優勝を、法政大が2位を決めた。国士舘大は残す2試合で全勝優勝が達成できるかどうかが注目だ。この2校が1部との入れ替え戦(11/7〜11/10開催予定)に進む。
国士舘大は2部では高さと攻撃力で抜けた存在で、ここまで競り合いはごくわずかだった。昨年は1部を経験したメンバーがほぼ残り、勝負強さも備わって、1昨年1部に昇格を決めたとき以上に安定感を感じられたリーグ戦だった。
法政大は#3今池(4年・PG)が牽引し、接戦をものにして2位をキープし続けた。勝負強さやインサイドの高さはやはり2部では抜けている。国士舘大には2敗したが、それ以外は最小限の黒星にとどめた。
今年、1部は2チームが自動降格で、その上の11位、12位が入れ替え戦の相手。簡単ではない勝負だが、入れ替え戦、そしてインカレ出場をかけて残りの試合に挑む。
また、帝京平成大、玉川大は3部降格が決定。2部昇格初年度だった両者の挑戦は、次年度につなぐことはできなかった。
3部との入れ替え戦争いは最終週に持ち込まれた。明星大が7勝で、東京成徳大と関東学院大が6勝で競り合うが、21節には東京成徳大と関東学院大の直接対決が残されている。
入れ替え戦、インカレに進まないチームは、来週がシーズン最終戦、4年生は引退となる。悔いのない2試合で締めくくりたい。
【第20節終了/勝敗】
1位 国士舘大学 20勝0敗
2位 法政大学 17勝3敗
3位 駒澤大学 14勝6敗
4位 順天堂大学 12勝8敗
5位 東洋大学 12勝8敗
6位 青山学院大学 11勝9敗
7位 上武大学 9勝11敗
8位 明星大学 7勝13敗
9位 東京成徳大学 6勝14敗
10位 関東学院大学 6勝14敗
11位 玉川大学 4勝16敗
12位 帝京平成大学 2勝18敗