大学バスケ新シーズンの幕開けとなる大会のひとつ、東京六大学が総当りで戦うリーグ戦が3月20日(金)〜22(日)まで開催された。
大会は今年で20回を迎えた。2011年の東日本大震災や2020年の新型コロナウイルス感染症蔓延などでの中止を挟みつつも続けられ、東京六大学の絆を示すものでもある。
新チームとなって初の本格的な試合となるこの大会は、一部チームでは入学前の新1年生のお披露目の機会にもなっており、大学界全体でもプレシーズン的な位置づけといえる。ダブルヘッダーでは選手を分散させたり、各チームがさまざまな戦略で勝利を目指しつつ、新チームとしての経験値を高めていく大会でもある。

そして優勝の行方は最終戦での全勝対決で雌雄を決した。
序盤から明治大がリードして入るも早稲田大も高い攻撃力を見せて粘り終始接戦となったが、終盤に明治大が抜け出し、2017年以来の優勝(通算4度目)を決めた。早稲田大は3連覇ならず。
最優秀選手賞を受賞し、新シーズンの「いいスタートが切れた」と明治大#91塚田(4年・PF)。18日まで学生代表の合宿に参加していたが、長時間プレーして得点やリバウンドでの貢献を見せ、「最後の早稲田戦はいいコンディションでプレーできた」と疲れを感じさせないプレーを見せた。
新チームに関しては「みんながスリーポイント打てて、オールラウンドなプレーができるので、去年とはプレースタイルが少し変わりました。メンバーも揃っているし、スプリングでもいいところにいけそう」と新チームには手応えを感じている。4月からは最終学年となり、賭ける想いもある。「自分が入学してきた頃はチームの雰囲気が良くないときもありましたが、2年、3年と経つ中でどんどん良くなってきています。今年は練習からコミュニケーションをとって、しっかりみんなを噛み合わせて、スプリング、リーグ戦、インカレで優勝目指して頑張っていきたいです」と新年度への抱負を語った。

3連覇を逃した早稲田大は昨期チームの核だった4年生が4名抜けた。昨年からのスタメンである#0下山(4年・G)、#12松本(2年・SF)、そして主将の#4城戸(4年・SG)らが新チームを牽引しながら新しい早稲田のスタイルを築く年になりそうだ。

16回大会以来の3位に食い込んだ慶應義塾大は初日に法政大に逆転勝利、最終日にも立教大を逆転して3勝2敗。#11桑原(2年・F)が得点王とリバウンド王、優秀選手に選ばれ存在感を見せた。また、近年安定して上位に食い込んでいた法政大は5位と順位を下げた。

※学年表記は新年度のものです
【大会結果】
1位 明治大学
2位 早稲田大学
3位 慶應義塾大学
4位 立教大学
5位 法政大学
6位 東京大学
【個人賞】
得点王 桑原佑尚(慶應義塾大学)
3P王 遠藤琢磨(早稲田大学)
アシスト王 下山瑛司(早稲田大学)
リバウンド王 桑原佑尚(慶應義塾大学)
【最優秀選手】塚田大聖(明治大学)
【優秀選手】城戸賢心(早稲田大学)
【優秀選手】桑原佑尚(慶應義塾大学)
【優秀選手】豊田翠空(立教大学)
【優秀選手】八重沢 連(法政大学)
【優秀選手】丹下 琉乃介(東京大学)


