【2026関東トーナメント】「下級生にいい影響を与えられる存在になりたい」尾﨑匠朗(東海大・4年・PG)

2026関東トーナメント

今シーズン、チームの副キャプテンを務める。

昨年は怪我もあってAチームに名を連ねたものの出場機会はなかった。その分、最終シーズンには思う存分力を発揮して欲しい選手の一人だ。山梨学院大戦では好ディフェンスでベンチを沸かせた。

今大会、東海大はコンデイション不良者が相次いでいるが、一方で数多くの選手に出場機会があり、チーム一丸の様子が伺える。チームのアイデンティティをぶらさず全員が同じ目線でやり続けることを目指していくが、個人的には出られない時間にどう過ごすべきか、先輩たちから受けた教えをも下級生に還元しながらチームを作っていこうと考えている。コート内外でチームを支える働きぶりにも注目したい。


─山梨学院大戦は追いつかれ、競り合う時間帯もありましたが引き離してベスト8入りです。

「失点60点以下というのを課題にやってきて、怪我人が多い中でも今いるメンバーでディフェンス・リバウンド・ルーズボールにフォーカスしてやることで自分たちの流れになります。それを40分間やり続けられたから、競った場面でも勝ちきれたと思います」

─かなり主力が欠場していますが、大会前の早い段階から人がいない中で戦う状態になっていたのでしょうか?

「徐々に抜けていく感じでした。いつもはオフシーズンに走り込みをしているんですが、今年はオフシーズンにフィリピンに行ったこともあってランのトレーニングが十分ではなかったのがあるかもしれません。1、2週間前くらい前には今出られていないメンバーは難しいということになっていました。そこから何人か戻ってきた感じです(#77直井、#12十返)」

─ではその状態で2試合してみて感触はどうでしょうか。

「自分たちのやるべきことというのは全員が分かっているので、守り方や相手の強みがどこで弱みがどこなのかというのをしっかり全員が理解して対応し、みんなでやるべきことを遂行できました。だからこの試合ではディフェンスで守っていい流れに持ってこられたと思います。自分も含めてですが、あまり試合慣れしてない選手たちが試合を重ねてゲームの中でより成長できたというのは実感しています」

─尾﨑選手は昨年プレーの機会がなかったですね。

「去年は怪我があって試合には絡めていません。現在に関してはゲームチェンジャーとしてディフェンスにフォーカスし、チームとしても個人としてもディフェンスからブレイク出せるようにと考えています。オフェンスの判断もそうですが、やはりディフェンスから入ることによって、自分としてもプレーしやすくなるところがあるので、ディフェンスで守って、そこから強気で攻めることを意識しています」

─今日もいいディフェンスでした。今季は副キャプテンということで責任ある立場だと思いますが、どんなチームを作りたいと思っているのでしょうか。

「誰が出ても見劣りしない、ディフェンス・リバウンド・ルーズボールにフォーカスしたチーム作っていきたいと思っています。ここまで本当にいい積み重ねができてきていると思うので、怪我人が戻ってきても全員で同じことを求めていきたいです」

─入野体制で2年目になりますが、変わってきた部分はありますか。

「バスケットのプレーのところでは基盤のディフェンス・リバウンド・ルーズボールというのは変わりません。オフェンスは陸川さんの場合はハーフコートの緻密なバスケ中心でしたが、入野さんはトランジションでどんどんアップテンポなバスケをやっていく感じです。これまでと違う部分でアジャストに難しいところはあったんですが、やりながら高めているところです。自分たちはタレントが揃っていますし、そういう選手が走ってきたら相手も嫌だと思うので、相手が嫌がることをどんどんやり続けられるようにと思っています。きついですけど、自分たちがきつい時は相手もよりきついと思うので、そこで走り切ることを意識していきます」

─個人としては最終学年のシーズンになります。目指しているところは。

「下級生の時は上級生が伸び伸びやらせてくれました。そして自分がメンバーに入ってない時、例えば1年のときなら虎徹さんとか(黒川虎徹・現B1・A千葉)が、『今はメンバーに入ってないけど、その期間にどれだけ自分でやり続けられるかが大事だよ』とずっと言ってくれました。自分も自分のことだけ考えるんじゃなくて、そうやって下級生にいい影響を与えられるような存在になりたいです」

─先輩の助言が素晴らしいですね。尾﨑選手はそう言われてどのような努力をしてきましたか?

「オフの日とかは朝からワークアウトしたりセルフケアだったりですね。自分があまり言える立場ではないとは思うんですが、今の1年生たちは高校まではずっと主力でやってきたけど、東海大ではメンバーから外れた選手もいます。そういう選手には今やり続けることが大事だよというのをアプローチして、みんなにいい影響を与えていきたいです」

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