【大東文化大学フレンドリーマッチ】大東文化大初のホームゲームで、観客の声援に応える見事な勝利を収める【その他の試合】(2023.6.3)

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創立100周年を迎えた大東文化大学

現在の大学の様子を卒業生に披露するホームカミングデーが6月3日(土)に開催され、トークショーやキャンパスツアーなど、学部・学科主催のさまざまな行事が行われ、卒業生やその家族たちを東松山キャンパスへと迎え入れた。

バスケットボール部ではフレンドリーマッチとして、白鷗大を対戦相手に迎え、部として初めてのホームゲームを開催。体育館では近隣のU15チームによるエキシビションマッチに、オープニングセレモニーなども行われ、またメインゲームは白熱の展開で、観客席も一喜一憂。シュートが決まる度に大いに盛り上がり、ホームチームを後押しした。

最初に行われたエキシビションマッチでは、埼玉のジュニアバスケットボールクラブENSのU15と、越谷アルファーズのユースチームからU15が対戦。音楽が流れ、プロのスタジアムMCによる選手紹介やMCでワンプレーごとに盛り上げを受けながらの試合になった。

試合はENSが終始リードする展開となる中、4Qに越谷が連続のスリーポイントを決めるなどして追い上げたが、77-70でENSが勝利を収めた。

メインゲームでは大東文化大が白鷗大に逆転勝利を収める

メインゲームが開催される頃には、体育館の3面の観客席と1階アリーナ席はほぼ満席に。オープニングセレモニーでは大東文化大と対戦相手の白鷗大が、エスコートキッズとともも入場し。ビジョンではチームのイメージ映像や選手たちのコメントが流れた。

試合は両者ゆったりとした立ち上がりとなり、大東文化大がやや出遅れたが、1Qは16-15の互角。2Qになると白鷗大がディフェンスを軸に攻撃につなげ、速攻も続いて抜け出した。大東文化大はゾーンに対して攻めきれない場面が目立ったが、一時8点まで開いたリードから盛り返し、28-32と4点を追う形で前半終了。

白鷗大は1・2年は不参加で3・4年のメンバーで戦った。ディフェンスからの速攻など、持ち味を見せる試合だった。

3Q、#25山内(3年・SG)のシュートがようやく入ってくると、#4菊地(4年・SG)のスリーポイントが続き、大東文化大が逆転。白鷗大もタイムアウトで流れを切り、1点を争う展開となるが、#21富山(3年・PF)、#25山内のシュートで大東文化大が流れを掴んで52-45で4Qに入った。

白鷗大はゾーンから再び流れを取り戻し、#13高橋(4年・SG)のスリーポイントや#24森下(4年・PG)の速攻で逆転。しかし残りの5分は大東文化大が奮起。#34バトゥマニ(4年・C)が積極的にインサイドで仕掛け、#9田中(2年・PF)がオフェンスリバウンドや速攻などで流れを持ってくると、残り1分半には#4菊地のスリーポイントで7点のリードに成功。残り時間をしのいで、71-62。大東文化大がホームの声援に応える勝利をあげた。

大東文化大は、前半フリースローの確率が悪く鈍い立ち上がりになったが、
後半にはインサイドやスリーポイントなどが決まり、逆転に成功。

対戦機会の多い両者だが、昨年は大東文化大が1度しか勝っていないだけに、うれしい勝利をホームの観客に見せることができた。

試合後は応援してくれた観客に感謝を込め、両主将と大東文化大の西尾監督が挨拶に立ち、ホームゲームの成功と、これからのシーズンについての抱負も語り、温かな空気に包まれた1日は幕を下ろした。

#4菊地主将の挨拶「前半は緊張した部分があったと思うんですけど、最終的に勝てていいゲームができたと思います。
会場の雰囲気は最高でした。楽しかったです」
西尾監督挨拶「100周年という節目の年にホームゲームができたこと、そしてこんなに多くの人に集まっていただいたことに感謝しています。この100周年の歴史をいいところは継承し、また新たに101年目へとつなげていきたと思います。ホームゲームは選手たちもがんばりましたが、運営のスタッフたちが2ヶ月ほど時間をかけて準備をしてくれました。ぜひ彼ら・彼女らに拍手をお願いします」」

「すごくいい雰囲気の中、勝ち切れた」#4菊地広人(大東文化大・4年・主将・SG)

「ホームゲームは率直にすごく楽しかったです。たくさんの方々が自分たちを応援してくださっているのを、改めて実感できました。リーグ戦では東海大のホームゲームで2年連続試合をさせていただいていたりしましたが、自分たちもこうしたホーム環境で試合をしたいというのは、すごく思っていました。実際にやってみると経験したことの感覚で、すごく不思議なところもありましたが、すごく楽しくやらせてもらうことができました。

試合としてはフリースローやターンオーバーなど、課題がありましたが、勝ち切れたというところは良かったのかなと思います。会場の雰囲気もすごく良かったおかげだと思います」

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「仲がいい友人たちにいいところを見せられ、楽しかった」#34バトゥマニ クリバリ(大東文化大・4年・C)

「ホームゲームは本当に楽しかったです。応援がすごく嬉しかった。ラグビー部がすごく応援してくれたけど、同じ授業を取っていて普段から仲が良く、いいところを見せられて良かったです。

ホームゲームが初めてだから最初はちょっと緊張していたけれど、最後は自分たちのプレーをすればいいと思っていたし、それでぜんぜん大丈夫でした。特に終盤はベンチから見ていて負けているなと思ったので、自分が頑張らないとだめだから、監督と話をして最後は自分が点を取りにいきました。

4年生になって、4年生はリーダーにならないとダメだと思っています。後輩たちのサポートも勝利に不可欠だし、そのためにも自分がリーダーシップを発揮して頑張っていこうと思っています。秋もまた頑張ります」

3方を観客席が囲む体育館。1階の椅子席も含め、メインゲーム開催時はほぼ埋まる状態になった。
部として初めてのホームゲーム開催。「楽しかった」と何度も言った#34バトゥマニは選手紹介時から笑顔。
体育館にはBリーグ等で活躍する、OBのサイン入りユニホームがずらり。
ハーフタイムのシュートチャレンジは、部活対抗。相撲部・野球部・ラグビー部が1分間で何本シュートを決められるかに挑戦し、野球部とラグビー部が競り合い、モスグリーンのユニフォームのラグビー部が1本差で勝負を制した。また、ハーフタイム等の進行では大学の放送協会のメンバーたちが活躍。
試合終了後は子どもたちに囲まれ、即席のサイン会。
部員と、運営を担ったスタッフたちで最後に記念撮影。
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