【2026関東トーナメント】東海大、筑波大、早稲田大などが初戦突破。駒澤大は専修大を、杏林大は上武大を撃破(2026.4.30)

2026関東トーナメント
駒澤大は専修大に勝利。

春の王者を決める関東大学バスケットボール選手権大会は4月11日に開幕。4月末になり1部大学が登場する段階となった。

春先はまだどこもチームは出来上がっていない。この日は2部や3部のチームが上のディビジョンのチームを脅かす試合も数多く、アップセットも起こった。

東海大は逃げ切り、専修大、国士舘大は敗れる

怪我人が多く、#4中川(4年・PF)、#12十返(2年・SF)、#25ムスタファ(3年・C)、#10ルーニー(4年・PG)など多くの主力が欠場した東海大は2部の法政大を引き離しきれない時間帯もあったが、4Qで僅差に迫られた時間帯に#60佐藤(3年・F)が連続得点で強さを見せると一気に差をつけて勝利した。

東海大は#60佐藤の活躍が勝利を引き寄せた。

駒澤大は1Qから専修大をわずかにリードする展開となり、4Q開始時には10点ほどのリードを得ていた。ここから専修大も粘って残り1分ほどのところで追いつくが、勝利をかけたシュートが決まらず、逆に駒澤大に決められ初戦敗退。駒澤大が嬉しい白星をあげた。

3部の杏林大は2部の上武大と対戦。1Qから競り合いを演じて2Qに11-23と差をつけると後半もその点差を維持して逃げ切りアップセット。昨年は3部2年目にして2部との入れ替え戦に行ったチームは急成長中。次の青山学院大戦でのプレーも見ものだ。

その他、山梨学院大、中央大、青山学院大、早稲田大が初戦に勝利した。


筑波大は江戸川大との激闘を制す

この日注目を集めたのは今季2部で戦う筑波大江戸川大の対戦。試合は1Q序盤から激しい流れの奪い合いとなった。立ち上がりは重い展開でファウルがかさんだ。江戸川大は持ち味の速攻がで始めるとファウルからフリースローも得ていき、ややリード。1Qの最後に筑波大のターンオーバーから#99ボヌ・ロードプリンス(2年・C)のアリウープダンクが決まると18-24の江戸川大リード。

2Qになると筑波大の流れがきて#14坂本(4年・SG)、#0髙田(2年・F)のスリーポイントで追い付き逆転。対する江戸川大はアウトサイドの精度が落ちてきて前半は38-34と筑波大リードで終了した。

3Q、筑波大にミスが続いて江戸川大が逆転。筑波大は司令塔の#8清水(2年・PG)が3ファウルとなってしまうが、ルーキー#3金山(1年・PG・尽誠学園)がタフショットを次々沈めて逆転。リバウンドでも貢献して完全に流れを変えると58-55と逆転し返した。4Qは筑波大がじわじわリードを広げていくが、江戸川大は#2八嶋(3年・G)、#16柳澤(2年F)らのスリーポイントで食い下がり、シーソーゲームで気を抜けない状態が続いた。筑波大は#3金山がルーズボールでファイティングスピリットを見せ、#14坂本のスリーで逃げるが、大事なところでファンブルなどミスも出てしまう。それでも最後はアグレッシブに攻めてリードを維持し、78-73で難敵を振り切った。

#2八嶋ほかスリーポイントが次々に決まった江戸川大。勝利まであと一歩だった。

互いのリードが入れ替わる気の抜けない展開を勝ちきった筑波大。仲澤監督「チームが崩れなかった」と勝因を語る。「江戸川大学さんは本当に力があるし、シューターが本当に強烈で、守っていても最後にシュートが入ってしまってヘッドダウンしそうになってしまうときもありました。そこを粘って自分たちのやることやろうとやり続けられたのが成長」と、現時点でのチームの粘りを評価した。

「勝つべくして勝つ」を掲げる今季、それは「正しいことをやり続けるということだと思う」というが、「毎ポジション、チームとして正しいことをするということであり、目の前のボールに対して正しいアクションをするということだと思うので、そういう部分は丁寧になってきた」と少しずつチームが前に進んでいる様子に手応えはある。そしてそれを4年生たちがしっかり牽引しているようでいい傾向だ。筑波大は3年連続トーナメントベスト16で終わっている。次の中央大戦も気を抜けないが、難敵が続くCブロックの山を勝ち抜けるか注目したい。

筑波大は1年生から4年生までチーム全員が役割を果たし、日筑戦に続いて粘り強さを見せた。
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