大東文化大・白鷗大の2校が無傷の4連勝、強いディフェンスで相手を弾く
1部リーグ4戦目、大東文化大は早稲田大に対して1Qで20点差をつけると、選手をまんべんなく使いつつ91-60の快勝で4勝目。早稲田大は2勝2敗。
白鷗大は専修大に対して常に10点ほどリードで試合を進め、61-50で4勝目をあげた。専修大は2連敗の2勝2敗。#3當山(3年・PG)、#31松野(2年・SG)、#8介川アンソニー(1年・PF・開志国際)、#97ジョベ(1年・C・高知中央)ら欠場者が多い中で粘ったが、白鷗大の固いディフェンスを崩せなかった。
首位を走るこの2校は、大学界でも屈指のディフェンスチーム。ここまでの対戦では相手のシュートを狂わせる、強度の高いディフェンスが14チームの中では際立っている。また、オフェンスでも内外大崩れしない安定感があり、序盤でまずは抜け出した。
筑波大は明治大とのオーバータイムを制し1敗を守る
筑波大はシュート力の高い明治大に最後まで苦しめられた。前半は競り合いつつ明治大がわずかにリード。明治大は出場する選手全員が得点に絡み、的を絞らせない。一方、怪我人の影響で選手層が薄めの筑波大は、主力を下げられない時間帯が長く続いた。しかし4Q終盤に追いつき、延長戦に持ち込まれつつも78-73で逆転勝利。1敗を守った。
ほか、1敗の日本大は神奈川大を2Q以降に一気に突き放し81-47で勝利。東海大も山梨学院大に得点させず94-59。この日負けを喫した日本体育大を含め、4チームが1敗で首位に続く。
中央大は拓殖大を下し初白星、江戸川大も日本体育大を破り初勝利
未勝利のチームはどこも早く抜け出したいところだが、この日、中央大と江戸川大が初勝利をあげた。
中央大は、同じくまだ白星なしの拓殖大と対戦。前半はリードを奪うが3Qで61-61の同点に追いつかれてしまう。しかし4Qに粘り勝ちで75-71。ここでようやく1勝目となり、#0樋口(3年・PG)が31得点をあげる活躍を見せた。
3連敗の江戸川大は3連勝中の日本体育大と対戦。点を取り合う展開となって4Qで追いつくと、半ばに逆転。そのままリードを守り、89-96で初勝利をあげた。日本体育大は前節では山梨学院大に追い込まれて2点差の際どい勝利を収めたが、今度は逆の展開となった。江戸川大は#1ジャキテェ(4年・F)がフル出場で41点、スリーポイント5本を沈めた。
全体でまだ大きな差はついていないが、上位2チームは安定感が感じられる。ただし上位同士の対戦もまだ控えているため、まだ油断はできない。
【第4節終了/勝敗】
大東文化大学 4勝0敗
白鷗大学 4勝0敗
筑波大学 3勝1敗
日本大学 3勝1敗
東海大学 3勝1敗
日本体育大学 3勝1敗
専修大学 2勝2敗
早稲田大学 2勝2敗
山梨学院大学 1勝3敗
江戸川大学 1勝3敗
中央大学 1勝3敗
明治大学 1勝3敗
神奈川大学 0勝4敗
拓殖大学 0勝4敗