ゲーム1、19分23秒の出場で19点、スリーポイント、2ポイントともに100%、リバウンド6本。フリースローを4/5と1本落としたが、ほぼ完璧なプレーで日本に流れを呼び込んだ。
他の日本人選手に従来よりも固さが見えた中、ベンチスタートだが落ち着いていた。東海大九州でも韓国遠征を経験しており、顔見知りの選手もいて慣れた相手だというのもあるだろうが、「楽しむこと」を大事にしているスタイルも影響していそうだ。
2mのビッグマンでありながら走力、アウトサイド力もある期待の選手は、韓国遠征ではB1長崎でプレーするイ・ヒョンジュン選手の父親とも話し、刺激を受けたことで練習に対する意識も内容も格段に変わってきているという。スリーポイントではその成果が一つ、この試合で見えたことは確かだ。ゲーム2でのプレーにも期待したい。
─ベンチから試合に入る形でしたがどのような意識でしたか?
「1Qの出だしというのは網野さんから合宿中にもずっと言われていましたが、その部分で韓国に持っていかれてしまいました。自分はまず出たらチームにいい流れを持ってこられるリバウンド一つ、フリースロー1本をやる、というのを決めていました」
─特に4Qは3本のスリーポイントがあり素晴らしかったですが、思うようにできた部分はあるのでは?
「そうですね。リバウンドで自分の流れをつかめて、後半は自分のリズムでスリーを打てたりしたのでそこは良かったです」

─網野HCとしては大舘選手の出来は100点との評価でした。
「いや、まだターンオーバーが2つ大事なところで出てしまったので、そこはやることをやらないと駄目です。そのメリハリをつけてしっかりやっていきたいと思います」
─韓国代表はやってみていかがでしたか?相手選手と話している様子も見えました。
「自チーム(東海大九州)で練習試合をした選手もいました。少し言葉を交わしたりもあったので、自分は結構楽しくできましたね。相手には『シュートいいな』と言われました」
─楽しめたというのは大事なことですね。それがチーム全体でもできるといいですが。
「緊張という部分は結構大事だと思うんですが、その中でも楽しむところは楽しむということを自分は大事にしています。集中するとこは集中して楽しむところを楽しむという、そのメリハリをしっかりつけて次もやりたいです」
─ウィリアムス選手の代わりに最後に招集されました。大変ではなかったですか?
「全九州のトーナメントの出発日に代表に行くことになってチームのみんなには本当に申し訳ない気持ちでしたが、快く行ってこいって言ってくれました。チームのためと、あと莉音(ウィリアムス)のためにも全力でやろうと決めていました」

─ウィリアムス選手とは会話やコミュニケーションなどは取れたのでしょうか?
「はい。頑張れと言われたのと、自分は四次合宿で練習試合をしたとき、シュートが8分の0だったんです。それ莉音に言ったら、『やっぱりお前は打つのが仕事だと思う』と言われたし、その他にも結構アドバイスをもらいました」
─指導者でもイ・ヒョンジュン選手のお父さんと話して、練習内容も変わったと以前の合宿でおっしゃっていました。その成果を今日は出せたと思いますか?
「そうですね、やはりきつい時、 3、4Qのあの場面でシュートを決められたってところは、やはり個人練習からゲームライクに打っているところが少しは出たのかなと思います。まだまだなんですけど」
─影響を受けたのはやはりスリーポイントの部分が一番大きいのでしょうか?
「そうですね、シュートの部分で奥に飛ばすという打ち方を教えてもらいました。きつい時はショートになりがちなので、そういう時こそ奥に飛ばした方が確率も上がると言われ、その部分は結構意識してやっています」
─確率が落ちてきがちな後半に決めていくにも大事なところですね。明日も期待します。
「明日は勝ちます!」


