【2025関東リーグ戦1部/PLAYERS INTERVIEW】「課題を直せば勝ちきれる」残り時間で理想に近づく/#99下地秀一郎(日本大・4年・PG)

2025関東リーグ

今季はキャプテンを務める。層の厚いチームで3年生までは長いプレータイムはなかなか得られなかったが、流れが悪くなるとベンチから出場してチームを落ち着かせ、ゴールへのアタックも積極的で頼れる存在だ。沖縄出身らしい独特のリズム感も見どころといえる。

リーグ戦の最終結果は5位。負けた試合はどれも敗因が同じだというが、逆に直せばいいところははっきりしていると前向きだ。インカレでは第1シードのブロックに入り序盤からも大きな壁が目の前にそびえるが、それを超えることができるか。


敗因はどれも同じ。インカレに向けて課題を修正するだけ

─春はいろいろ反省が多いと言っていました。このリーグ戦はどうでしたか?

「リーグ戦は最初の方は結構良かったというか、メンバーは固定じゃないですけど、結構いいスタートでした。後半にいくにつれても新しく試合に絡んでいった人がいいプレーを多くしていて、だいぶチームとして成長できたと思います」

─後半、勝敗的には少し苦しくなったところもありますね。

「自分たちが勝ちきれる試合も多かったんですけど、その中でイージーミスであったり、あとはずっと課題だったシュートの決定率の低さっていうのがだいぶ露呈したなと思います。それで勝ちきれる試合もいくつか落としてというのが多かったので、インカレに向けて逆にその課題を直していけばいいという、わかりやすい状態にもなりました」

─春シーズンは思ったような結果が出ませんでしたが、リーグ戦では何をしていくべきか見えながら戦えていたのでしょうか

「自分たちが負けた試合というのは、ほとんど敗因が一緒です。シュートが入らなかったり、リバウンドを取られたり、もう本当に全部一緒だったので、そこを直していくだけですね。ただ、戦術面はちゃんとしないといけないところがまだまだあります。そういったところを直せば勝ちきれるゲームは多いかなと思います」

─今年の4年生は昨年のインカレ優勝でも主力で出ていたり、かなり経験のある学年です。そうした代の選手として来年のためにチームに残していきたいと思っていることは?

「僕らはそこまで頼りがいがあるとはいえないけど、それこそ去年の先輩が見せてくれた、4年生が責任感を持って引っ張っていくという部分、プレーでは勝負どころは4年生に任せておけば大丈夫、という安心感をどう見せられるかです。哲汰(#20山田)は3年生ですがだいぶしっかりやってくれているんですけど、それ以外の3年生以下の選手たちに、4年生の背中じゃないですけど、しっかり責任感を持ってやるところを見せられるように頑張りたいです」

─リーグ最終戦ではかなりベンチメンバーも出場しました。次世代の選手も多かったですね。

「下級生も本当みんな上手だし、力ある選手が多いです。ただリーグ戦前にあまりうまくローテーションの組み合わせとかができずに、リーグ戦ではプレーの機会がなかったのが課題です。でも練習でも本当にいいプレーをするし、試合に出ることで経験値も積めると思うので、そういった機会もできるよう残りの時間は頑張っていきたいです」

※インタビューは第22戦終了時に行いました。


下地 秀一郎(しもじ しゅういちろう)
174cm/72kg/PG
北陸高


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