【2022インカレ・INTERVIEW】「充実した4年間を過ごすことができた。大東だからこそ学べたことは多い」#7高島紳司(大東文化大・4年・SG)

2022インカレ

中村とともに、ダブルエースとしてチームを引っ張った1年となった。持ち味のシュート力でクラッチシュートを数々沈めた一方、ディフェンスを重視する大東文化大では守りでもフロントに立ち、存在感を発揮。191cmのサイズで相手のガード陣にかけるプレッシャーは驚異でもあった。今年は主力の4年生は中村との2名、下級生が多く試合に出たシーズンでもある。今年積んだ経験を来年に活かして欲しいと願い、自身は次のステージでまた新たなスタートを切り、自身の道を切り開いていく。

─このインカレでは準決勝が山場でした。

「準決勝の白鷗大は強い相手というのが分かっていました。組み合わせが出る前から1位と4位だったので当たるのは分かっていて、リーグ戦も最初は勝ったけれど、その後は良くない形で負けてしまって苦手意識もあったんですが、でもそんなの関係なくやったもん勝ちだという気持ちで臨みました。ただそれで負けてしまって、ちょっと力が足りなかったなと思います」

─大学の4年間を終えてどのような気持ちですか?

「充実した4年間を過ごすことができました。下級生の頃は出られない時間もありましたが、腐らずにやってきて、どんどん試合に出られるようになって。出られるようになると今度は出るだけじゃなくて、何をしなくちゃいけないかということも考えるようになりました。そういうところまでやれました。こういうことは大東だからこそ学べたことかなと思います」

─西尾監督は学年は関係ないといって選手を起用されていますが、どのように感じていましたか?

「下級生の頃から、3年や4年がいる中で出させてもらってきたので、責任を持たなくちゃいけないと思っていました。それをできたかといわれたら、できなかったところもあって、申し訳ないところもあるんですけど。でも優勝はあまりできなかったですけど、それ以上のものを得ることができたし、大東でしか経験できないことがありました。そこについては本当に大東に来て良かったと思っています」

─今年は下級生たちが頑張った1年でもありました。

「新人チームの下級生たちは、だれか1人がすごいというチームではありません。でもまとまれば絶対に勝てると思っていました。それを西尾さんも意識していたし、チーム全員もそれはわかっていたので、優勝できたんだと思います。そして自分たち上級生は下級生には思いきってやらせようと思ってきたし、ここまでこられたのは下級生の力あってなので、感謝しかないです」

─プロとして次のステージに臨む心境は。

「拓人とも話しましたが、次のステージに行くと自分たちは1年生みたいなものです。だからもう一回、1から頑張ろうということを話しました」

─後輩へのメッセージをお願いします。

「3位で終わるチームじゃないと思うし、今年は下級生が多く試合に出て、春のトーナメントやリーグも本当に学ぶことがたくさんあったと思います。そして自分たち4年生はメンバーに入っている者も、そうじゃない者も、コートの内外でたくさんのことを残せたと思っています。それを生かして是非来年、頑張ってもらいたいです」

#7高島 紳司(たかしま しんじ)大東文化大/4年/SG/191cm/82kg/北陸

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