２試合を終えて既に混戦模様、２部リーグも激戦必至
１部リーグに遅れること１週間、２部リーグも８月27日に開幕を迎えた。
今季、１部は14チームだが、２部は従来通りの12チームが所属する。１部リーグのように変則スケジュールや休止はほとんどなく、従来通り土日を利用して22試合を行い、順位を決定する。注目の入れ替えのレギュレーションだが、上位２位までが１部に自動昇格となり、３位と４位は入れ替え戦で１部11位、12位と戦うことになる。また、下位は11、12位は３部に自動降格。９位、10位は入れ替え戦に進む。なお、インカレ出場のかかるチャレンジマッチが行われるか、あるいはその他の仕組みが採用されるか等はまだ発表されていない。
１部の実力も伯仲しているが、２部も読めないシーズンだ。今季２部復帰の山梨学院大は、３月の新人戦と５月トーナメントでベスト８に食い込み、周囲にその存在を知らしめた。３年が主力である今年は、来季にかける意味でも何としても１部に上がりたいはず。
また、関東学院大は６月の関東新人戦で７位。＃21野内（２年・SG）がスリーポイント王、またインサイドではルーキーの＃30モーヌ チソン（１年・C・福島東稜）が巨体を活かしたプレーを見せた。＃12ケイタ（４年・C）が４年となる今年は勝負の年だろう。
また、個人能力が高い選手による攻撃力が魅力の駒澤大、ディフェンス力に定評のある江戸川大、３月の新人戦ベスト８の東洋大をはじめ、上位争いに絡んで来そうなチームがひしめいている今年の２部リーグ。こちらの勝敗も気になる２ヶ月になりそうだ。
そんな２部リーグだが、２試合を終え既に混戦の様子も伺える。山梨学院大は緒戦で東洋大に破れ、その東洋大は第２戦で順天堂大の前に敗退。全勝は３チームで１勝１敗が６チームと続く。
第３・４戦は９月５日（月）、６日（火）に行われ、連勝スタートの駒澤大が関東学院大、江戸川大と対戦するのが見どころだ。また、山梨学院大と順天堂大も見逃せない。
【勝敗】2022.8.28 第２節終了時点
江戸川大学 ２勝０敗／勝ち点４
関東学院大学 ２勝０敗／勝ち点４
駒澤大学 ２勝０敗／勝ち点４
東洋大学 １勝１敗／勝ち点３
順天堂大学 １勝１敗／勝ち点３
山梨学院大学 １勝１敗／勝ち点３
上武大学 １勝１敗／勝ち点３
明星大学 １勝１敗／勝ち点３
埼玉工業大学 １勝１敗／勝ち点３
東京成徳大学 ０勝２敗／勝ち点２
法政大学 ０勝２敗／勝ち点２
立教大学 ０勝２敗／勝ち点２
※今年度のリーグは勝ち点方式で争われる。勝者に２点、敗者に１点、棄権・没収の場合は０点、新型コロナウイルス関連で活動休止となった場合は不戦敗となり勝ち点１、対戦校に勝ち点２が与えられる。
