【2026李相佰盃】残り1分の攻防で粘るが日本学生選抜は2点差の惜敗(2026.5.16)

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第49回李相佰盃 日・韓大学代表バスケットボール競技大会、男女のゲーム2が行われた。

女子戦はこの日韓国が先制。しかしすぐに取り戻すと日本女子選抜が一気に差をつけた。その後も韓国女子選抜を圧倒し、2連勝。優勝を決めた。

男子戦は前半日本に好プレーが続いてリードを得るが、韓国も取り返して競り合いに。日本学生選抜は終盤#13小川(白鷗大)や#33大舘(東海大九州)のスリーポイントなどで追い上げるが惜しくも2点差で敗れた。

エスコートキッズとの入場。

4Q終盤、10点差からの追い上げを見せるが惜しくも届かず

男子のゲーム2は終始互いのプライドがぶつかり合う激しい試合になった。

1Qの立ち上がりはゲーム1同様やや重苦しい。しかし韓国学生選抜の動きも鈍く、この日はシュートの確率が上がらない。日本学生選抜はディフェンスで足を動かし、相手のミスを誘うとオフェンスリバウンドや速攻といったいいプレーが続いて17-16とリード。

2Qの立ち上がりも日本のリズム。#0下山(早稲田大)の好ディフェンスからの#33大舘(東海大九州)の速攻や#21松本(早稲田大)のスリーポイントも決まって7点のリードに成功した。しかし韓国学生選抜も#23ク・ミンギョ(成均館大)の力強いドライブや速攻などで逆転するとQの半ばからは点の取り合いになる。韓国学生選抜はここからスリーポイントが乗ってきて3本が続けて決まると逆転。しかし日本学生選抜は#13小川(白鷗大)がQ終了のブザーとともにスリーポイントを沈めて43-41と2点リードで折り返した。

前半は#6佐藤の好プレーも続いた。

3Q、開始から日本学生選抜のペースとなり、#22内藤(白鷗大)のスリーポイントに#2轟(東海大)のドライブ、#2轟のアシストからの#60武藤(明治大)の得点などが続くと9点のリードに成功した。しかし韓国学生選抜の激しいディフェンスに次第に足が止まってくるとシュートを決めきれなくなり、追い上げられる。韓国学生選抜は#14ペク・ギョン(建国大)のスリーポイントで残り1分21秒に追いつくと、さらに#14ペク・ギョンのバスケットカウントで逆転。58-59で勝負は4Qへ。

4Qは韓国のリズムが続いた。激しいディフェンスから日本のミスを誘い、速攻、スリーポイントが気持ちよく決まっていくと残り6分で10点のリードに。日本学生選抜は差を縮めようとするが固いディフェンスに阻まれミスが続く。しかし残り4分から#13小川と#33大舘2人の4本のスリーポイントが活路を開き、韓国学生選抜のフリースローのミスもあって、残り20.3秒で#33大舘のスリーポイントが決まると3点差。さらに#33大舘はフリースローを獲得。これを2本決めて82-84と迫る。韓国学生選抜は#3ハン・ジミン(壇国大)のフリースロー1本で82-84。残り7.8秒、日本学生選抜の最後のポゼッションはシューターまでボールが回らない。ハンドラーの#0下山が最後のシュートを放つが決まらず、82-84でタイムアップ。粘る日本学生選抜を振り切り、韓国学生選抜が2勝目、大会優勝を決めた。

日本学生選抜はゲーム1に比べると固さが取れてディフェンスも良く、いい展開を何度も見せた。しかしサイズ差からくるミスマッチや相手ディフェンスへの対応に苦しみ、韓国のスタイルであるスリーポイントや速攻を出される場面が散見する。ただしゲーム1より格段に動きが良くなり、また2戦を通して#33大舘が素晴らしいパフォーマンスを見せている。最終戦に一矢報いたい。

2試合連続で見事な活躍を見せている#33大舘。ビッグマンでありながらスリーポイントもしなやか。

GAME2は苦しむも、勝負強さを発揮した韓国学生選抜

韓国学生選抜を指揮するソク・スンホHC「2戦目は連戦で選手たちのパフォーマンスが少し低下したけれど、後半にギアを上げてくれたので勝つことができた」と、後半選手がタフに戦ったことを称えた。終盤スリーポイントを決めてきた日本チームも印象深いとしつつ、「優勝が決まったので安心はしています。ただ、明日のゲーム3までも最善を尽くします」と最後まで全力を出し切ることを誓った。

今年の韓国選抜へは他大会や学業の関係で高麗大、延世大といった強豪校の選手たちをメンバーに入れることができなかった。しかし現在開催中のKUSFバスケットボールUリーグの上位である中央大#7コ・チャンユや成均館大#23ク・ミンギュ、そして建国大#14ペク・ギョンらが素晴らしい働きを見せている。

今回の代表チームは1ヶ月ほど前から週末を使い、 1泊2日の練習を4回、さらに日本に来る前に4泊5日の集中型の合宿をしてチームを固めたという。韓国の特徴であるスリーポイント、速攻、強いフィジカルは変わらず、これは育成というよりは「伝統」であるとし、ぶれない韓国スタイルのチームを作り上げた。

ミスもあったが勝負際の強さが光った韓国学生選抜。
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