【2021リーグ2部】#10福田晃平「みんなのために、ディフェンスや裏方の部分で頑張りたい」チームを支える明星大の仕事人(10/9)

2021関東リーグ

10月9日の2部リーグの試合で、首位攻防の国士舘大と明治大の一戦のほかに、もう一つ注目だったのが明星大学と駒澤大学の試合だ。明星大学は国士舘大に1敗したものの3位につけ、駒澤大は高い攻撃力で勝ちを重ね、4位圏内に入っていた。

試合は1Qから両者20点を超える点の取り合いとなった。2Qに明星大は#2小口(3年・PG)の3連続スリーポイントが決まると、その後も#29岡田(4年・SG)、#4太田(3年・PG)、#3加藤(4年・PG)ら、このQだけで合計7本のスリーポイントの雨が降り、34得点。前半で11点のリードを奪い、その後有利な試合展開となった。駒澤大も#14千田(3年・SG)や#41松本(3年・C)らを中心に得点し、後半はスリーポイントやゴール下でポイントを稼ぐと、4Qの残り4分にはあと4点というところまで迫る、手に汗握る展開となった。しかし明星大は終盤ターンオーバーに苦しみつつも95-89で逃げ切り勝利し、6勝1敗。3位を守った。

#2小口は21分の出場で14得点。スリーポイントを4本沈めた。

この試合では岡田、加藤、小口、太田とガードたちの活躍はもちろん、#10福田(4年・PF)、#23ニャシ(3年・C)といったインサイド陣も2桁得点。この両輪が動いている日の明星大は強い。中でも福田がこの試合では17点5リバウンド、アシスト3、スティール2とマルチな活躍を見せた。

「リーグの最初の方の試合は、焦ってしまっていいプレーができていませんでした。先週ぐらいからようやく、今まで通りの自分のプレーができてきたかなと感じています。今日も前半はそういう手応えがありました。後半は相手にスリーポイントなどをやられてしまったので、もう少しディフェンスで早い対応をしないと、という反省点はありますが、個人的には調子は上がってきていますね」

春は怪我でトーナメントを欠場しているが、リーグ戦をこなしていく中で調子を取り戻しつつあるようだ。

「春から怪我で練習にあまり参加できていません。そこでチームに迷惑をかけているので、リーグ戦は出ている時間帯はできるだけみんなのカバーをして、頑張ろうとしています。もともと自分はみんなと比べると攻撃力がある方ではないし、その代わりにディフェンスとか、裏方のようなチームを支える仕事をもっとやらないといけないなと思っています」

福田は岡田とともに、1年生から試合に出場してきた主力だ。身長は185cmとインサイドとしてはそこまでサイズはないが、ボールへの勘がよく働く選手で、泥臭い働きで4番ポジションをこなす。特別指定選手としてB3の八王子でのプレーも経験している。豊富な経験をいかにチームに還元できるかが、4年目として大事な仕事になる。インサイドでは試合中にニャシとよく話し合う姿も印象的だ。

「今年のうちのチームの特徴として、よくしゃべるというのがあると思います。監督もコミュニケーションを大事に、と言っていますが、練習中からもよくしゃべっていますね。(ニャシ・)ババカーとはお互いの共通認識を持っておかないと、インサイドでやりたいことができません。だからコミュニケーションは意識しています」

福田がニャシと会話を交わすシーンは多い。

1敗はしたが、らしさを発揮して上位に食い込んでいるのは、4年がそれぞれの仕事を果たしているからに違いない。

明星大の残り試合はこの駒澤大戦終了時点であと4試合。明治大・法政大・関東学院大・上武大といずれも油断できない相手ばかりだ。

「残りは少ないけれど、こういう風に試合をできていることに本当に感謝しています。そして一戦、一戦がとても大事です。うちはストリートボール大学なんて言われたりしますが、そういう持ち味をもう少し体現できたらいいなと思います。最後まで自分たちらしく頑張ります」

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