【2026関東リーグ入れ替え戦】注目の1部入れ替えは筑波大・専修大・法政大の2部チームが先勝(2026.11.3)

2026関東リーグ
筑波大は保護者、OB、女子部などの大応援団がフューチャーブルーを身に着けて応援。

次年度の所属と、インカレ出場枠を争う入れ替え戦がスタートした。

3日の初日は祝日ということもあり、1部入れ替え戦を行う国立競技場代々木第二体育館は多くの観客が詰めかけ、シュートが決まるたびにそれぞれの応援で沸き返った。

初戦は2部チームがすべて勝利し、昇格に王手をかけた。3戦のうちの初戦ということもあって、必死さがある一方、どのチームにも固さが見えた。しかしどの試合も実力差がほぼなく、どこが勝ち残るかは予断を許さない。

また、2部入れ替え戦では3部の中では唯一、杏林大が勝利した。短期間で駆け上がってきたチームは昨年の2部入れ替え戦では2連敗。1年ぶりの挑戦で2部昇格なるかも注目だ。

【1部入れ替え戦】
神奈川大学  0勝1敗
国士舘大学  0勝1敗
青山学院大学 0勝1敗
筑波大学   1勝0敗
専修大学   1勝0敗
法政大学   1勝0敗

【2部入れ替え戦】
関東学院大学 1勝0敗
順天堂大学  0勝1敗
立教大学   1勝0敗
埼玉工業大学 0勝1敗
杏林大学   1勝0敗
帝京平成大学 0勝1敗

(3戦のうち2勝した方が勝ち)


筑波大が3Qに抜け出し青山学院大との初戦に勝利

1部12位の青山学院大と2部1位の筑波大の第1戦、様子を探るような立ち上がりから、互いに得点を重ねると僅差で推移した。得点チャンスを増やしたい青山学院大は、開始5分で負傷を抱えた状態の#12広瀬(4年・SF)を投入。怪我の左手ではボールをしっかりつかめないが、リングにアタックしてレイアップを決める。開始4分、筑波大は#6副島(4年・C)がテクニカルを吹かれる。ここから共に停滞するが、青山学院大は#11深見(2年・PG)のドライブが最後に決まり17-16と1点リード。

青山学院大は#12広瀬が手の怪我の影響を感じさせない28点9リバウンド。エースとして全力を尽くす。

2Q、青山学院大は#12広瀬の最初のスリーポイントが決まり、チームで速攻も出はじめる。筑波大はタイムアウトで修正し、#25金子(4年・F)の2連続得点で追い付くが、青山学院大も#17北條(3年・SF)のスリーで逃げる。筑波大は#11北條(3年・PG)のスリーで追い上げ、#0髙田(2年・F)がスリーポイントのファウルを獲得して3本決めると逆転。#3金山(1年・PG・尽誠学園)のバスケットカウントもあって34-37と筑波大が前半リード。

3Q、青山学院大は#12広瀬の2本のスリーポイントとフリースローで逆転する。しかし筑波大は#25金子がスリーポイントだけではなく、高さが生きてリバウンドでも貢献し、再び青山学院大を引き離すことに成功した。最後は#11北條が倒れつつ放ったスリーポイントがブザーとともに決まり、50-64とここで筑波大が一気に抜け出した。

4Q、青山学院大は#12広瀬のスリーポイントが決まっていくが、筑波大は#25金子のリバウンドやスリーポイントも好調で、8点差に追い上げた青山学院大の流れを断ち切った。残り2分、青山学院大は筑波大のターンオーバーから#12広瀬の速攻が出て6点差にまで迫るが、ここからはシュートが決まらず69-79。初戦は筑波大が勝利した。

3Q終了時の筑波大#11北條のミラクルショットにチームメイトも歓喜。

専修大が粘る国士舘大を振り切る

1部11位の国士舘大と2部2位の専修大戦は立ち上がりに専修大#10加藤(4年・G)が積極的に攻めて得点を重ね、一気に0-7とリード。国士舘大は4分間ノーゴールとなるが、#2アニエル(4年・C)のシュートを皮切りに差を縮め、#78関(4年・PF)のスリーポイントで同点。さらに#33濱村(2年・PF)のフリースローで逆転した。国士舘大は#78関がリバウンドでも奮闘し、次第にアウトサイドも決まっていくと、17-12の国士舘大リードで終了。

2Q、専修大は開始2分で追い付き、しばらく両者得点が止まりがちになるが、専修大はディフェンスから走り、#57キング(1年・SG・開志国際)がアグレッシブに攻める。国士舘大はオフェンスが好転せず前半は29-35と専修大リードとなった。

高い身体能力で試合をかき回した専修大#54キング。20点13リバウンド。

3Q、追う国士舘大は#88比嘉(4年・PG)が奮闘。スリーポイントやペイントアタックで追い付くと#33濱村の速攻も決まった。しかし専修大も返して差は広げさせず、#57キングへのハイローで残り2分に同点に戻した。さらに残り30秒に #57キングのスリーポイントで専修大が逆転。続いて #36後藤(2年・G)がフリースローを獲得すると45-50と5点のリードで最終Qへ。

4Q、専修大のディフェンスを突破できず国士舘大のターンオーバーが続く。専修大は#17佐々木(1年・G・東北学院)のスリーポイントが決まると点差を10にまで広げた。国士館大はゾーンで攻撃を食い止め、#88比嘉が積極的に攻めていくが、単発に終始してしまう。専修大は#57キング、#10加藤が足にくる場面もあったがリードを保った。国士舘大は最後の踏ん張りで残り13秒、#34三次(2年・PG)のスリーポイントで3点差に。10.4秒、専修大のスローインは5秒オーバー。国士舘大は#73坂上(4年・PG)のレイアップで1点差。残り5.1秒、国士舘大はファウルゲームで粘るが67-70で専修大が逃げ切った。

国士舘大は#20比嘉が20点。

法政大が終盤に流れを掴みロースコアゲームを制す

1部10位の神奈川大は2部3位の法政大を迎え撃った。1Qから試合はロースコアに推移した。流れを奪い合うが互いに守られて得点の伸びは鈍いが、終盤#11石田(4年・SG)のスリーポイントが決まった神奈川大が14-9とリード。

2Q、展開は1Qから大きく変わらない。神奈川大は4分ほどノーゴールとなるが、終盤にかけてターンオーバーを奪い得点につなげていった。追う法政大は#25鍋田(4年・PG)のスリーポイント、レイアップでなんとかつなぎ、29-24と神奈川大のリードで前半終了。

3Q、法政大は#25鍋田の2本のスリーポイントで一気に点差を詰めた。神奈川大は開始5分半で4点と得点が伸び悩み、 なんとか勢いをつけたい中、#91玉井(3年・SF)の速攻が2本出る。しかし引き離すまではいかず39-37。

長期離脱から復帰してきた神奈川大#91玉井が16点。

4Q、ロースコアでワンゴールを争う競り合いに、遂に転換点が訪れる。法政大は#8野田(2年・PG)のシュートを決めると、続いてゴール下への絶妙なアシストも決めて法政大が逆転。流れが変わり、#25鍋田のシュート、#12伊藤のスリーポイントも続いて決まった。一方、神奈川大はファウルをもらって得点を重ね、#24福山(2年・PF)のスリーポイントで食らいつく。しかし法政大の3点リードで試合が進み、残り2分に#12伊藤のスリーポイントが再び炸裂する。神奈川大は残り僅か、#99三村(2年・C)のフリースローで点差は3。最後のポゼッションでスリーポイントを狙うがゴールネットは通過せず49-53で法政大が逆転勝利を収めた。

法政大は4Q残り6分、#8野田のプレーが勝利を引き寄せた。
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