1部リーグ第18戦も17戦同様、3か所でホームゲームが開催された。
今週末のホームゲーム会場の一つ、白鷗大会場では今年は女子との共催となり、会場の装飾や座席の設置方法もグレードアップ。男女のホームチームを応援する観客が多く詰めかけた。
会場前にはのぼりやゲート、立体サイネージが設置され、ホームゲームへの期待が高まる装飾が目を引いた。館内は観客席に座席を設けて見やすくし、男女の等身大看板やポスターも設置。選手紹介では映像や照明を駆使。女子戦では無敗で首位に立つ女子の白鷗大は筑波大と対戦し、ホームでも見事に勝利した。

ホームゲームの良さは細部までショーアップされたプロとは違い、学生らしい手作りの温かみから、そのチームのカラーや日頃の雰囲気が感じられることだ。試合後には写真撮影に応じたり、ファンとの交流も見られ、地元に愛されている様子が伝わるホームゲームとなった。


山梨学院大が10勝目、6位まで順位を上げる
前節で白鷗大を延長戦で倒し、勢いを増す山梨学院大は、同じく前節で東海大を苦しめた国士舘大と対戦。立ち上がりは国士舘大の動きが緩慢でディフェンスの強度がなく、山梨学院大が内外で簡単に得点。その後も山梨学院大はタイムシェアをしながらリードを保った。3Qには10点以上の差がつく中、国士舘大は一時差を一桁にするが、山梨学院大は#9齋藤(4年・PF)の2本のスリーポイントや#14菅野(3年・PG)のレイアップで冷静に対処し、87-64で勝利。この結果、1部下位から中盤まで順位を押し上げた山梨学院大は1部残留が確定。チームが歓声に包まれた。

中央大が白鷗大に2勝、上位進出に重要な1勝を獲得
白鷗大のホームゲーム2戦目の相手は中央大。1巡目で負けている相手にはなんとしても勝ちたいところ。しかし昨日のゲームでコンディションに問題の出た#7境(4年・C)が欠場、#23オカプ(1年・C・高山西)も前節から欠場しており、インサイドに不安を抱える状況での対戦となった。
対する中央大は#37カッター(4年・C)が先週から復帰し、調子を上げている#21深澤(3年・C)とビッグマンが2名体制でサイズアップ。この差がじわじわと効いてくる形となった。
白鷗大は立ち上がりからディフェンスはよく、シュートの得意な中央大に簡単には打たせない。ターンオーバーが続く中央大はタフショットを決めながらついていくと1Q終盤になんとか逆転し、18-20。2Qも中央大はアウトサイドが思うように打てない。#3高山(4年・PG)のスリーポイントが1本効果的に決まって勢いをつけたいところ、白鷗大も#37南澤(3年・PG)のエンドワンで返して同点。しばらく一進一退となる。終盤中央大は#11三谷(2年・SF)、#3高山のシュートが決まり31-35と前半4点リードに成功した。

3Q、白鷗大はディフェンスで耐えるがオフェンス面ではシュートセレクトが悪く、高さでも中央大に劣るためリバウンドが取れない。次第に広がった差は10点ほどになった。残り1分、白鷗大は#16八重樫(4年・SG)がドライブからエンドワンを決めるが、中央大は#5石口(4年・SG)がスリーポイントを決め返し、点差は縮まらず41-50の中央大リード。4Q、白鴎大はアグレッシブに攻めていくが、シュートが決まらない。中央大が次第に差を広げて54-72で試合終了となった。
白鷗大はリバウンドで10本の差をつけられ、攻め気を見せてもこぼれるシュートが多かった。ディフェンスで踏ん張る時間帯もあったが、中央大の1対1のうまいガード陣にたびたび抜かれる形となった。センター不在の苦しさはあるが、決定力はもう少し上げたい。
昨年は怪我に苦しみ低迷した中央大はメンバーも揃い、安定してきた。次はホームに首位の東海大を迎えるが、1巡目は4点差の惜敗。チャンスは多いにあるといってよく、注目の一戦になりそうだ。
試合後、ホームでの2連敗に、主将の八重樫は悔しさを見せたが、網野監督は「学生はやり直せるもの」とここから這い上がることをファンに宣言し、2日間を締めくくった。

その他2会場では東海大がホーム2連勝、青山学院大がホーム2連敗となった。
また、早稲田大は大東文化大に敗れ、連敗で8敗目。ここに来て疲労とコンディションの不安がチームを崩し、一気に順位を下げた。怪我人が多いがシーズンはまだ続くため、残りの試合でこれ以上の損耗が防げるかも大事だ。
日本大は明治大と競り合い、2点差で敗退。留学生に怪我が続き苦しい戦いが続いている。明治大は勝つべき試合を勝って上位を保っている。3位からさらに上を目指せるか、残り4試合での挑戦となる。
【勝敗数】第18戦終了(2026.10.11時点)
1位 東海大学 16勝2敗
2位 日本体育大学 12勝6敗
3位 明治大学 11勝7敗
4位 中央大学 11勝7敗
5位 白鷗大学 10勝8敗
6位 山梨学院大学 10勝8敗
7位 早稲田大学 10勝8敗
8位 大東文化大学 10勝8敗
9位 日本大学 6勝12敗
——入れ替え戦進出ライン——
10位 神奈川大学 5勝13敗
11位 国士舘大学 5勝13敗
12位 青山学院大学 2勝16敗

