関東大学リーグは残り2試合、1部の優勝は既に東海大に決まったが、順位をかけた戦いは終わっていない。最終週は白鷗大の2つのキャンパスに分かれ、熱い試合が繰り広げられた。
優勝を決めている東海大は日本体育大に1Qで差をつけられると、それを取り戻せず。ベンチメンバーを積極的に使う戦い方だったが最終的には20点近い差がついてしまい、連敗で通算4敗となった。
また、最終週の勝敗次第で3位陥落もあり得た日本体育大はこの勝利で2位を確定した。
強度の高いディフェンスで大東文化大が山梨学院大を撃破
3位の山梨学院大と4位の大東文化大は星の差はなし。順位を争う上でも注目の一戦はディフェンスが鍵になった。
立ち上がりは山梨学院大のオフェンスがスムーズに流れたが、大東文化大のディフェンスの圧力が次第に高くなるとシュートが決まらなくなる。しかし点差はほとんどない状態で2Qに入り、しばらく同点で試合が推移するが、大東文化大がディフェンスから流れを作って抜け出すと前半は42-36とリードとなった。

後半、大東文化大は#81三浦(1年・SG・仙台大附明成)の積極的なアタックなどで一時8点のリードに成功。しかし山梨学院大も返して#14菅野(3年・PG)のスリーポイントで2点差に戻すなどどちらも譲らない。大東文化大は#32和田(2年・SG)のスリーポイントで再び山梨学院大の追い上げを断ち切り、#0ンジャイ(1年・C・八王子学園八王子)のダンク、#7小野(1年・SG・北陸学院)のスリーポイントも決まり66-57とリードを広げた。
4Q、大東文化大がさらにリードを広げて二桁とするが、山梨学院大もあきらめない。ディフェンスを踏ん張りスリーポイントやゴール下にボールを通して残りの3分で7点差、さらに粘って残り1分半には3点差まで迫った。しかし追い上げはここまで。81-78で大東文化大が勝利した。この試合とその他の結果により大東文化大が3位、山梨学院大は3位から一気に7位に順位を下げることになった。

インカレの4シードを得るには3位以内に入る必要があり(1枠を昨年度3位の九州連盟が持つため)、どこも最終日まで3位を狙っていくことになる。この日の結果で大東文化大、中央大、白鷗大、明治大の4チームが同率で最終戦を迎える。最終的に同率チームが2チームの場合は直接対決の結果、3チーム以上になった場合は以下の方式で上から巡に当てはまる方式で順位が決定する。
1)当該チーム間の勝ち点
2)同じ勝ち点の場合は当該チームの試合のゴールアベレージ
3)当該チームの全試合におけるゴールアベレージ
国士舘大が11位確定、入れ替え戦最後の1枠は最終日に決定
9位から11位の争いも最後の踏ん張りに熱い火花が散った。
下位3チームが2部との入れ替え戦になるが、青山学院大の最下位は既に決定している。残りの2枠のうち、神奈川大は明治大に敗戦し、最終戦の日本大戦にすべてがかかる。
国士舘大は日本大との直接対決から回避を狙ったが、この日は日本大の気迫の方が上だった。1Qからリードし、またインサイドに#7ポール(1年・C・別府溝部)が復帰。高さでも勝負できるようになって国士舘大を寄せ付けずに勝利した。
この結果、日本大が7勝、神奈川大が6勝となり、最終日に両者の直接対決で雌雄を決する。日本大は1巡目に4点差で神奈川大に勝利しているため、点差に関係なく勝利すれば入れ替え戦を回避できる。神奈川大は5点差以上をつけての勝利が必須となる。

【勝敗数】第20戦終了(2026.10.24時点)
1位 東海大学 17勝4敗
2位 日本体育大学 15勝6敗
3位 大東文化大学 13勝8敗
4位 中央大学 13勝8敗
5位 白鷗大学 13勝8敗
6位 明治大学 13勝8敗
7位 山梨学院大学 12勝9敗
8位 早稲田大学 10勝11敗
9位 日本大学 7勝14敗
——入れ替え戦進出ライン——
10位 神奈川大学 6勝15敗
11位 国士舘大学 5勝16敗
12位 青山学院大学 2勝19敗


