【2024関東リーグ2部3部/1巡目終了】2部は法政大、3部は関東学院大が1位で前半戦を折り返す(2024.9.29)

2024関東リーグ
チーム力で戦う法政大が2部前半トップ。

混戦の2部は法政大学が単独トップ、早稲田大は1巡目最終週に痛い2連敗

2部は例年通り混戦でまだ先が見えない状況だ。

ここまで1敗の法政大がトップ。攻守のバランスの良さとチームの一体感が今年の良さだ。今季はディフェンスも良く、失点は2位以下が700点を超えているのに対し600点台。得点力はリーグ中盤あたりだが、スリーポイントの確率がいい。後半も首位をキープし、2年連続入れ替え戦に進めるかが見どころだ。

早稲田大は10戦の首位攻防戦で法政大に敗れ、続く11戦で青山学院大にも負ける2連敗があり、前半は3敗。2位ではあるが1位の法政大とは2勝差、3位からも1勝差で追い上げられる立ち位置となった。得点力、スリーポイントともにリーグトップだが、上位6チームの中では失点が最も多い。攻撃型チームではあるが、ディフェンスへの留意も必要といえる。

早稲田大はタレント豊富だが、#18岩屋の安定感が目立つ。

3〜6位までは同率の7勝4敗で、東洋大・上武大・江戸川大・青山学院大が並ぶ。この4チームはどこが勝つかわからない実力伯仲の状態にある。直接対決の結果や2戦目はゴールアベレージなど、ちょっとしたことが順位に影響するため、後半も緊張感のある戦いが続きそうだ。

駒澤大、順天堂大、明星大も一発の強さは秘めており、後半浮上の可能性はある。3部からの昇格組の立教大、埼玉工業大は苦戦が見える。また、国士舘大は2勝とここまでかなり苦しい立ち位置にあるが、後半に少しでも上を目指したい。

青山学院大は1巡目最終戦で早稲田大を撃破。勢いに乗れるか。

【2部勝敗/11戦目終了時点】
1位 法政大学   10勝1敗
2位 早稲田大学  8勝3敗
3位 東洋大学   7勝4敗
4位 上武大学   7勝4敗
5位 江戸川大学  7勝4敗
6位 青山学院大学 7勝4敗
7位 駒澤大学   5勝6敗
8位 順天堂大学  5勝6敗
9位 明星大学   4勝7敗
10位 立教大学   3勝8敗
11位 国士舘大学  2勝9敗
12位 埼玉工業大学 1勝10敗

3部は関東学院大学と東京成徳大学が1敗で並び、3位に國學院大學

3部リーグは初めて12チーム2回総当たりの戦いをするシーズンになっている。試合数が増えた分、体力的には負担がかかることと、これまでのように上位リーグ・下位リーグに分かれないことでアップセットが起こる可能性もある。

昨年2部から降格した関東学院大、東京成徳大がともに1敗で上位につける。留学生がいるこの2チームは高さもあり、3部では強みが生きる。関東学院大は1巡目最終戦で東京成徳大に2点差という接戦を勝利して首位に立った。

2敗で3位に位置するのは高い得点力を持ち、トランジションバスケットを展開する國學院大。同様のスタイルの帝京平成大も3敗でついていく。出だしで連敗したが、慶應義塾大が巻き返して4敗の5位。1位の関東学院大に接戦で勝利したのは大きく、後半の追い上げなるかが注目だろう。

関東学院大は大黒柱の#30モーヌチソンが得点、リバウンドでも上位にランクイン。このまま首位を維持できるか。

【3部勝敗/11戦目終了時点】
1位 関東学院大学 10勝1敗
2位 東京成徳大学 10勝1敗
3位 國學院大學  9勝2敗
4位 帝京平成大学 8勝3敗
5位 慶應義塾大学 7勝4敗
6位 玉川大学   5勝6敗
7位 杏林大学   5勝6敗
8位 東京経済大学 4勝7敗
9位 明治学院大学 3勝8敗
10位 学習院大学  2勝9敗
11位 朝鮮大学校  2勝9敗
12位 国際武道大学 1勝10敗

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