大学日本一を決める全日本大学バスケットボール選手権大会、通称“インカレ”は、女子が12月2日より、そして男子が12月4日に開幕を迎えた。
今年のインカレは3つの段階がある。
まず、第1段階は、昨年より導入されたグループステージだ。シード校以外はA〜Hまでの3チーム8グループに分かれたリーグを戦い、各グループの1位がトーナメントに進む。
そして第2段階として、トーナメントがある。
ここから16までのシード校が登場となるが、特に、8シードのチームはベスト8決めが初戦となるため、入りが難しい。昨年はこの段階で筑波大が初戦敗退する展開もあっただけに、油断はできない。
そして、第3段階といえるのが、ファイナル4は従来とは異なる日程で開催されるという部分になる。
男子の準決勝・決勝は準々決勝から5日をおき、翌週16日、17日に場所を移し、群馬県太田市のオープンハウスアリーナ太田にて開催される。トーナメント大会は一気に試合を決するために、そのときの勢いも大きく勝利に影響する。準々決勝から5日間の時間で勢いや気持ちをどう保っていくか、勝ち上がった4チームには新しい挑戦といえる。
Bリーグの発展に伴い、各所で新アリーナのオープンが進むが、オープンハウスアリーナ太田、通称“オプアリ”は国内最新鋭の設備を備えているアリーナとしても知られる。華やかに彩られた舞台で大学最高峰の決戦に挑むのはどのチームか、各段階で見る楽しみが増えた大会となっている。
【男子グループステージ1日目】