【2022新人戦】「自分の持ち味を出しつつ、大学の強度に対応していきたい」筑波大に勝利を呼び込む期待のルーキーガード/#13岩下准平(筑波大・1年)

2022関東新人戦

2021年、福岡大大濠高校を28年ぶりの優勝に導いたエースガード。大学、さらに先での活躍も期待されているが、春トーナメントでも既に存在感を発揮、そして新人戦の準々決勝・東海大との大事な一戦では、勝利を呼び込む大事な1本を決めた。
パスをさばく視野の広さ、自分で行くべきところ、周囲にやらせるところ、そして勝負どころの1本を決められる強さがある。既にこの時点でも高いポテンシャルは見せているが、まだまだレベルアップは求められるだろう。新人チームではやはり能力の高い小川とのツーガードぶりも魅力的だ。ここまでの戦いは反省もあるが、チームとしての能力の高さはやはり見どころが多い。残り2試合も楽しみにしたい。

── 東海大相手に最後は接戦でした。振り返って。

まずは明日の試合につなげられたので、そこはよかったと思います。追い上げられてしまった反省点としては、3Qの後半のあたりで自分たちの流れが来ない時に、ディフェンスがゆるくなってしまってそこでやられてしまいました。これからもそういう時間帯はあると思いますが、その時にチームで一つにならないといけないと思います。ディフェンスからやるべき部分として、反省点を話し合いましたが、そこを明日につなげていきたいと思います。

── その前の青山学院大戦でも同じように追い上げられてしまっています。

それをなくしていこうという話はしていたんですが、途中で似たようなことになってしまいました。その時にガードの自分や、敦也さん(#31小川)が引っ張ってやっていかないといけないなと思っています。

── 青山学院大戦では、追い上げられた時に個人技で打開したシーンが多かったと思います。今日はどちらかというと連携プレーで対応していたような印象です。

今日はインサイドのところで勝っていました。だからそこはしっかりボールを入れようと指示が出ていて、そこからのキックアウトとかでスリーポイントを狙って…ということでバランスを取って攻められたからだと思います。

── 次に向けては。

次は日本体育大学なので、ジャンピ(#35ムトンボ)のところのリバウンドと、中に寄ってのスリーポイントというキックアウトが注意です。全員でリバウンドを取ってブレイクに繋げることを意識してやってきたいと思います。

東海大戦は14点9リバウンド、アシスト5。

── 東海大はハーパー選手(#3)とのマッチアップはいかがでしたか?

高校の時からずっとやってきて、代表とかも一緒にやっているので仲はいいんですが、ジュニア(ハーパー)のディフェンスはかなりしつこいし、ドライブも力強いので、自分がスマートにやるときと力強くやるときという、区別をつけながらやっていこうと考えていました。大学の1年でディフェンスのプレッシャーとかスピードの部分は、高校の時よりもパワーアップしていると感じましたし、自分もそれについていけるようにやっていきたいですね。

── 大学バスケットはここまで、どのような印象ですか。

ディフェンスの強さやフィジカルの部分は高校と全然違うので、そこに慣れていく必要があります。自分もそういうプレッシャーをかけられるようにやっていきたいと思っています。相手のディフェンスを見てのスリーポイント、バックドアとレイアップの選択とかいうような部分は、この先大事になってきます。相手のディフェンスを見てやることが、この先のレベルアップに必要だと思います。

── 通用すると感じている部分は。

ブレイクの中で行けるところは行って、スリーポイントを狙いながらキックアウトというのが、自分の持ち味だと思っているし、チームに求められていることだと思います。そこは常にやり続けながら良いディフェンスからブレイクという、チームのスタンスをやっていければ負けないと思いますし、この先も試合でも見せたいと思います。

【2022新人戦】大東文化大・日本大・筑波大・日本体育大がベスト4進出(準々決勝/2022.6.10)

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