【2022トーナメント】2021年インカレ覇者の白鴎大、新人戦を制した大東文化大など、ベスト16が出揃う(2022.5.4)

2022関東トーナメント
昨インカレを制した白鴎大は新ユニホームに。

関東大学バスケの頂点を決める今大会、この日は残りのC・Dブロックのベスト16、8チームが決定した。

東洋大の持ち味を消した明治大が勝利

1部・明治大と2部・東洋大の戦いは、1Qは東洋大の攻守で良い面が出て拮抗した戦いになるが、2Q以降は次第に明治大が突き放した。東洋大は#33秋元(3年・PF)、#67新井(3年・SF)のスリーポイント、またディフェンスでは相手のミスを誘っていく。ただし、高さで勝る明治大に対し、ペイント内では決めきれないシーンが目立つ。一時は5-15とリードするが、明治大はディフェンスで東洋大の足を止め、攻撃につなげると追い上げて14-15と逆転。2Qに入るとリバンドを支配し、また速攻やスリーポイントも入りだし、好調を持続。一方の東洋大は守られて足が止まりがちになり、なかなかシュートに行けないシーンが目立つようになる。前半42-32とした明治大は、後半も10点以上の差をキープしながら試合を進め、90-67で勝利した。

東洋大は新人戦ベスト8に入ったメンバーが今年は中心となる。6月の新人戦、秋のリーグ戦に向けて仕切り直したい。

シュートが好調だった明治大・勝山。

攻守ともに勢いを見せた白鴎大が法政大に勝利

昨インカレのチャンピオン白鴎大は2部・法政大と対戦。白鴎大は#27東海林(4年・SF)のスリーポイントが気持ちよく入り、1Qからリード。法政大はオフェンスリバウンドで粘るが、リングに弾かれ決めきれないシュートが続いた。20-12で1Qを終え、2Qは白鴎大がディフェンスから速攻で畳み掛ける。法政大も#3今池(3年・PG)を起点に#11岡部(2年・SG)が果敢にアタックして粘るが、前半で45-28と差がついた。3Q、法政大は得点を伸ばせず。白鴎大は選手をまんべんなく使いながら試合を進め、81-60で試合終了。

白鴎大のルーキー#25ジョエル(別府溝部学園)。今季プレータイムを得る選手が多く、戦いぶりに期待がかかる。

順天堂大が先行リードするも、大東文化大が逆転

新人戦を制した大東文化大は2部・順天堂大の高い機動力の前に前半は追いかける形になった。順天堂大はゴール下のサイズでは劣るが、その分豊富な運動量を活かして畳み掛ける。持ち味のスリーポイントも好調で、一気に11点のリードを奪った。大東文化大は激しいチェックにシュート確率が上がらないまま、1Qは27-21とリードを許したが、スモールラインナップにチェンジし、挽回をはかる。2Qになると#4菊地(3年・SG)、#25山内(2年・SG)のスリーポイントが連続し、開始2分半に#4菊地のシュートでようやく同点に。順天堂大はやや得点が鈍ってくるが、#22鈴木(2年・PF)や#55戸笈(3年・PG)のスリーが入り、大きく引き離されず前半は40-46。

追いつきたい順天堂大だが、大東文化大の動きがよくなってくると、簡単にシュートにいけなくなる。ゴール下でも#34クリバリ(3年・C)、#39アブドゥレイ(1年・C・中部第一)らに高さでやられてしまうと、3Qは9点の失速。一桁で食い下がっていた点差が広がると、4Qはその差を縮めることができずに68-91でタイムアップとなった。

大東文化大は菊地らベンチメンバーが流れを変え、リズムを持ってきた。

その他、青山学院大、筑波大、早稲田大、中央大、東海大がベスト16に進出した。最終日まで大会に残れるベスト8にはあとひとつ、勝利が必要だ。

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