2本のスリーポイントを含む23点。チームハイの得点で牽引したが、何より4Q終盤の追い上げの場面で同点スリーポイントを沈めたことでチームを勢いづけた。
夏は新人インカレで1・2年生が優勝。エースの児玉がプロ転向したが、その影響は全体チームでカバーできる範囲、とそこまで影響はないという。何よりインカレは4年生が引っ張ってこその舞台。4年生として、主将として全力でこの大会に4年間をぶつける。
─はじめから接戦の展開で勝ちきりました。
接戦になることは、予想はできていたので、自分たちがうまくいってない時とかに、みんなでハドルを組んで、自分たちのバスケットをできる時間帯を多くしようって話でした。そこはコミュニケーション取って40分間やり通せたかなと思います」
─最後上回れたのはどこがポイントでしょうか。
「自分たちの持ち味である、しっかりディフェンス頑張ってタフショット打たせて、リバウンド取って、自分たちのファストブレイクを出すっていう、アップテンポな展開に持ち込めたのが大きいです。ファウルをもらえたり、レイアップにいけたりっていうのに繋がりました」

─中央の手応はどうでしたか?
「個人能力は高くてペイントタッチとかペリメーターシュートだったりは上手い部分がすごくあったんですけど、スリーポイント以外はいいだろうと自分たちも共有して、外したらしっかりリバウンドって自分たちのオフェンスにつなげるっていうのが作戦だったので、今日はすごく遂行できたかなと思います」
─次は明治大。十分戦える相手だと思います
「明日勝てばまた次につながってさらに次に勝ったらもうベスト4なので、もうそこを見据えて本当に意地見せてやるしかないなと思ってます」
─新人インカレで優勝して、下級生がすごく注目浴びて、日本経済大という名前も全国に知れたところはあると思います。そこから全体チームとしてはこのどういうふうに取り組んできのでしょうか?
「1、2年生が全国優勝して、実力あるのは知っているので、上級生がリバウンドだったり泥臭い部分で頑張って、しっかりそこを頑張ればチームとしてもっと強くなると思っています。だからチームとして、良くなってるのかなと思います」
─でも下級生もいいですが、やはり上級生がすごく頑張っていますよね。インカレでは何を見せたいなんて思っているんですか?
「やはり4年生としてインカレなので最後は意地見せたいかなと思います。4年間、監督にもお世話になっているのでしっかり4年間の集大成をここで出したいし、後輩たちにも背中で見せたいですね」

今泉太陽(いまいずみ たいよう)
183cm/76kg
福岡第一高



