関東大学新人戦・本選3日目はA・Bブロックでベスト16を決定。日本体育大・上武大・早稲田大・駒澤大・白鷗大・中央大・江戸川大・筑波大が次の戦いに進んだ。
【Aブロック】上武大が立ち上がりからアグレッシブに攻めて拓殖大に勝利
1部・拓殖大は2部・上武大に前半からリードされた。立ち上がり、リバウンドから走った上武大が一気に10点以上の差をつけると、その差が前半はずっと響き、点差が縮まらない。後半も積極的な上武大のアタックに対抗しきれずにずるずると引き離され、106-68。拓殖大はトーナメントに続き初戦敗退となった。上武大は次戦で日本体育大と対戦する。
【Bブロック】江戸川大が攻守で良さを見せて国士舘大を下す
今大会の注目といえるこのブロック。白鷗大、中央大、筑波大、江戸川大など1部の有力チームがひしめいている。
江戸川大は初戦で国士舘大と対戦。堅いディフェンスに加えて攻撃力を見せ、追い上げる国士舘大を振り切った。ゲームは立ち上がりから江戸川大がリード。ハードなディフェンスから攻撃に転じると、一気に引き離す。#40アデンツ(1年・F・和歌山南陵)の速攻からのバックダンクも決まって大いに盛り上がった。1Qで21-11と10点差になった国士舘大は次第にシュートも入って追い上げたが、40分を通じて7点の壁が大きく、そこから詰め切ることができなかった。4Q残り約4分半に#6平良(2年・SG)のスリーポイントで4点差まで縮めたが、江戸川大も崩れることなく79-69。江戸川大は次に筑波大との対戦でベスト8進出をかける。
中央大は、5月のトーナメントに下級生主体のチームで勢いあるプレーを見せた明星大と対戦。互いに機動力は高いが、1Qからアグレッシブかつ個人能力の高さを見せた中央大が次々に得点を重ね、前半で30-58と大差をつけると、後半も安定してリードを広げ、68-111で勝利。次は白鷗大とベスト8をかけて戦う。