【2023関東新人戦/REPORT】ベスト16の半分が決定!山梨学院大と青山学院大のデッドヒートは、最後に青山学院大が抜け出す(2023.6.6)

2023関東新人戦
青山学院大vs山梨学院大。試合終盤、青山学院大の#3新井が値千金のスリーを決める。

関東大学新人戦はシード校と予選の勝ち上がりチームによって本戦が行われる。上位チームは7月に行われる新人インカレへの出場権も得るため、1・2年生にとっては負けられない戦いだ。

1部のチームが参戦するのは本選2日目から。6日はC・Dブロックでベスト16が決定。大東文化大・神奈川大・青山学院大・東海大・関東学院大・専修大・明治大・日本大が勝ち上がった。

青山学院大が3Qに37点の猛攻で山梨学院大に逆転勝利

C・Dブロックの8試合のうち、最後まで競り合ったのは、1部・山梨学院大と2部・青山学院大の一戦。立ち上がりは互いにシュートに苦しんだが、リバウンドで勝った山梨学院大が12-24とリード。2Qも点差は変わらず30-39で前半を折り返した。

流れが変わったのは3Q、青山学院大は#3新井(2年・PG)がアシストを連発し、#77芦田(1年・SG・福大大濠)の連続スリーポイントが決まると、山梨学院大に肉薄。そこからは互いに決め合うシーソーゲームとなる。しかし山梨学院大はディフェンスに押さえられてオフェンスが展開できず逆転されると、じわじわ引き離されて67-60で3Qを終了。

4Q、山梨学院大は#5中村(1年・PG・福岡第一)が積極的に攻めて得点を取りにいき、開始3分で追いつく。しかし青山学院大は#3新井がこれに反撃、連続得点でガード同士の点の取り合いになる。青山学院大は#35オドゲレル(2年・SG)のスティール、#25星賀(2年・福岡第一)のオフェンスリバウンドなどで抜けだしかかるが、山梨学院大は#5中村が次々にシュートを決めて残り25秒で82-82の同点に。しかし続くディフェンスで山梨学院大が痛恨のファウル。残り3秒で#35オドゲレルにフリースローを与えてしまうと、これを2本決めた青山学院大が84-82で勝利。逆転で初戦勝利を収めた。青山学院大は次戦、東海大と対戦する。

青山学院大は後半、インサイドで加点。

その他、神奈川大東洋大と競り合ったが、ディフェンスの固さで詰め寄る東洋大を阻止。東洋大は何度も追い上げチャンスを見せるが5点差から先の点数を縮められず、70-65で神奈川大が逃げ切った。神奈川大は次のベスト8決定戦で大東文化大と対戦する。

神奈川大は全体チームの主力である#3山本を中心に、固いディフェンスを見せた。

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