高いバスケットIQは高校から注目され、高3のときはチーム初のインターハイ・ウインターカップ出場の中心選手として活躍。また、高2のときから特別指定選手として、B3岐阜でのプレーも経験している。今大会はブロックリーグ3試合で1試合平均7.6アシストを記録。接戦となった筑波大戦でも冷静な判断能力が光り、7つのアシストを決めた。
─筑波大を倒し、ベスト4進出です。
関東に対して勝ちにいくことしか考えていませんでした。筑波さん相手にしっかり準備をして、試合を通してチームとしてやるべきことをできたと思います。相手はいろんな経験をしてきているし、対策をしてもそれを超えたプレーをしてくるのは分かっていたんですが、それでも最後までしっかりチームでやることをやり尽くして、こういう結果を結べたのでそれは本当によかったと思います。
─高橋選手の落ち着きぶりは素晴らしかったです。まだ入学して数ヶ月ですが、チームのバスケットにも馴染めているのでしょうか。
チームを勝たせることを最優先に考えてやっています。日頃からコミュニケーションを大事にやっているので、そこは日々の練習からのものが活かせたんじゃないかと思っています。まだまだのところはありますが、今やれる最大限のところで中京大のバスケットをやれていると思います。出し尽くせてはいませんが、最善を尽くせているのかなと。
─この大会まで、短期間のチーム作りにはなったと思いますが、大変さはありましたか?
うまくいかない時もあったんですが、自分が中京大学に入学すると決めたので、そこは大変なこともすべて乗り越えないといけないと思ってやってきました。今回結果を出して、チームが前向きになればいいと思います。
─3年生もいますが、新人チームはどんなチームですか?
日頃から仲が良くて、練習中からみんなライバル心を持ってやっています。コミュニケーションを取りながらやれる、本当にいいチームだと思います。
─ベンチの盛り上がりもいいですが、前の試合では誰がルーズボールで転がったときに、モッパーもいるのに、ベンチからタオルを持って選手が飛び出してきて拭いたりして、雰囲気の良さを感じました。
(笑)。本当に日頃からみんなそんな感じです。チームメイトのいいプレーをみんなで盛り上げようと、先輩たちがそういうふうにやってくれているので本当にありがたいです。だから次の試合でも頑張りたいと思います。
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