【2021リーグ1部】青山学院大・筑波大・白鴎大・日本体育大が勝利し、順位に変動なし(10/17第6戦①)

2021関東リーグ
前半終了時、ブザーとともにスリーポイントを沈めた筑波大の#13二上とそこに駆け寄る#92中田。

17日の1部リーグは、設定的には6戦目を17日と23日に分けて行う形となっており、試合としては5試合目になる。4試合が日本体育大会場にて行われた。

青山学院大が2勝目、拓殖大はディフェンス突破に苦しむ

前節で4試合目にして1勝をあげた青山学院大は、まだ0勝の拓殖大と対戦。#36相原(4年・SF)が激しいディフェンスで#23ユセフ(2年・C)を自由にプレーさせず、拓殖大自慢のアウトサイドシュートも、激しいプレッシャーをかけ続け、きれいに打たせない。前半46-23と青山学院大がダブルスコアにする。3Qは拓殖大も反撃し、ディフェンスで粘って攻撃につなげ、点差を13点にするが、4Qではそれ以上大きく詰め寄ることができず、81-65で試合終了。青山学院大は3連敗からスタートしたが、2連勝で2勝目となった。

青山学院大は春から欠場が続いていた#17保泉がスタメン復帰し、4得点。

ディフェンスを基軸にスリーポイントも好調で白鴎大が勝利

早稲田大白鴎大の試合は1Qから白鴎大がリード。第4戦より#52ブラ(4年・C)が欠場しているが、持ち味のディフェンスの良さを見せ、ややリードを保った状態で試合を進めた。2Qの半ばになると早稲田大が盛り返し、ベンチメンバーのいいプレーも出始める。白鴎大はスタメンを戻して対応するが、追いつかれたところを、#66松下(4年・G)の連続スリーポイントで再びリード。32-44とリードして前半を終了。3Qに一時早稲田大が詰め寄る場面もあったが、#7宮本(4年・CF)が下がり、ベンチメンバー主体となると再び点差が開き、60-82。白鴎大はこれで3勝2敗とした。早稲田大は1勝にとどまる。

ランニングプレーで見せる白鴎大の#2脇が18得点。

中央大が粘るも筑波大が逃げ切る

前節で1敗がついた筑波大は、中央大と対戦。1Qから中央大が#2内尾(2年・SF)を筆頭に中に果敢にアタックして得点を重ね、筑波大は後手に回ったが、#31小川(1年・PG・洛南)が入ると切り替えが早くなりリードを奪い返した。中央大はセカンドメンバーになった2Qもディフェンスから粘り強く戦うが、サイズのある筑波大の前に簡単にはゴールを割らせてもらえない。筑波大は#13二上がQ終了とともに放ったシュートがブザーとともに決まり、42-26と引き離して前半終了。余裕のある展開かと思われたが、筑波大は中央大のゾーンディフェンスに対して後半やや消極的となり、中央大が点差を詰めていく。4Q残り2分を切って、中央大は5点差にするまで健闘。しかし追いつききるまでにはいかず、66-55で試合終了となった。

中央大は#2内尾の上手さが光る。筑波大の高さの間を縫うような攻撃で16点。

勝負所で日本体育大が確実に得点して神奈川大を下す

日本体育大神奈川大の戦いは、1Qは神奈川大が高さには苦戦しつつもターンオーバーを奪って得点。インサイドの守りやリバウンドを粘って接戦に持ち込んだ。日本体育大はゴール下の高さやガード陣のスピード活かしてややリードを得るが、神奈川大は#34工藤(3年・SF)のシュートで粘る。日本体育大はファウルトラブルでややリズムを失うが、神奈川のシュートが入らず、前半は42-33の日本体育大リード。後半3Q、神奈川大はトラベリングが続いてオフェンスのリズムが掴めず。日本体育大が10点ほどのリードを保っていく。4Q、序盤に日本体育大のファウルが続き、点差は5点となるが、神奈川大はこのチャンスを活かしきれない。日本体育大は#28井手(4年・PG)をはじめアタックを続け、72-63で4勝目を収めた。

日本体育大#35ムトンボの軽々としたダンク。ターンオーバーが多い中でも、高さが活きる場面は多かった。

【1部リーグ・10/17現在】

東海大学   4勝0敗
日本大学   4勝0敗
筑波大学   4勝1敗
日本体育大学 4勝1敗
専修大学   3勝1敗
白鴎大学   3勝2敗
中央大学   2勝3敗
青山学院大学 2勝3敗
大東文化大学 1勝3敗
早稲田大学  1勝4敗
神奈川大学  0勝5敗
拓殖大学   0勝5敗

※チームによって消化した試合数に差があります

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