終盤に上武大が追い上げるが東洋大が逃げ切り7位
上武大と東洋大の7位決定戦、1Qは東洋大に3Pが続いてややリードとなり、1Qは16-22。2Qになると東洋大に足が出始め、開始2分で一気に10点ほど引き離しに成功した。上武大は#46山下(2年・PF)の3Pやドライブで追いかけていくが、東洋大は終盤に#67新井(1年・F・八千代)、#18庄司(2年・SG)の3Pが続いて30-47で前半を終了。後半も順調に引き離していくが、3Q途中から上武大のリズムが良くなり、差を縮めていく。4Q、東洋大はターンオーバーが頻発。上武大は#12ジャロ(2年・C)のダンクなどもあり、追い上げていくと残り2分半で80-81の1点差にまで迫る。ここからは互いに激しい攻防が続く。東洋大は#51伊東(3年・SG)のフリースローで逃げるが上武大はも#46山下が得点。しかし終盤にバスケットカウントを得た東洋大が勝負を決定づけ、82-89で逃げ切った。
上武大は#13ジャロの22点25リバウンドを筆頭に3人が20得点以上を稼いだが、わずかに届かず。東洋大は一時追い上げられたが、持ち味の早い展開で最後は勝ちきった。
順天堂大が関東学院大に対し終始リードで5位
5位決定戦は1Qから順天堂大が得点を重ねた。関東学院大は高さが活かせず、簡単にシュートを決められて1Q、2Qともずるずると引き離されて前半は32-47と、スコアリングを得意とする順天堂大ペース。3Qになるとようやく互角の得点を叩き出すが、順天堂大のリードは変わらず。#5岩井(4年・PG)、#41大橋(4年・PF)、#34大野(4年・SF)らが安定して得点を重ねた。関東学院大は#12ケイタ(2年・C)を中心に稼ぐが、得点力の高い順天堂大の前に追いつききれず、10点ほどの差が詰まらない。 順天堂大リードのまま大方の勝負がついた4Q終盤、順天堂大と関東学院大はともにベンチの4年生をコートに送り出す。今年唯一の公式戦となったオータムカップ、最終日はチームにとっては最終戦、4年生にとっても引退試合となる。残りの数分間、それぞれのベンチからは仲間を励ます歓声が飛び、なごやかな雰囲気の中で試合は92-83でタイムアップ。順天堂大が5位、関東学院大が6位で大会を終えた。