【オータムカップ2020】11/15 3部レポート

関東オータムカップ2020

3部が開幕し、ベスト4が決定

オータムカップ2020は、11月14日から3部が開幕した。2日目の日程を終えてベスト4が決定し、この後は順位決定戦が順次行われていく。なお、3部では文教大学が大会前に新型コロナウイルスの影響で、課外活動が禁止となり大会自体を棄権している。

4強は慶應義塾大・山梨学院大・立教大・玉川大

玉川大は文教大の棄権により不戦勝で勝ち上がった桐蔭横浜大と対戦。前半から玉川大がのびのびとシュートを打ち、一方の桐蔭横浜大は得点が伸びず。前半で37-21とリードを奪った玉川大は、3Qでさらに30点と爆発。そのままの流れで83-52で快勝した。

玉川大はポイントゲッターの#12中澤が25点9リバウンドの活躍。

立教大西武文理大の戦いは、1Q終盤に立教大#30根本(4年・G)がベンチから入るとテンポアップ。ボールを回し、#11吉居(3年・G)らの得点をアシストして21-13と引き離すと、2Qも得点を重ねて50-29。西武文理大は#9井上(3年・SG)が攻めていくが得点が伸びなかった。後半、立教大のペースがやや落ちる間に西武文理大が25得点で巻き返すが、立教大は慌てずリードを保ち、79-71で勝利した。

立教大は#30根本が入ると展開がスピードアップ。

山梨学院大国際武道大と対戦。前半は互いにトランジションで走り合いとなり、シュートもよく入って点の取り合いに。留学生の高さが生きた点でわずかに山梨学院大が前半リードし、46-40で後半に入る。すると3Q、山梨学院大のオフェンスの勢いが勝り、また高さを活かした攻撃が決まって国際武道大を引き離していく。国際武道大も粘ってファウルをもらい、アウトサイドが決まって食い下がったが、最後まで得点ペースが落ちなかった山梨学院大が101-82で勝利した。昨年2部リーグ全敗だったチームにとっては、久しぶりの公式戦で嬉しい1勝ともなった。

山梨学院大は#2カボンゴ(瀬戸内)が加入し、留学生は2名となりサイズアップ。

慶應義塾大は初戦を勝ち上がった帝京平成大に対し、逆転勝利を納めた。1Qは互いに得点を取り合うが、やや固さが見える。慶應義塾大はディフェンスはいいが、シュートが決まらず2Qに9点と失速。帝京平成大はディフェンスリバウンドを奪って走りきり、#6髙田(3年・SF)らを中心に得点を重ねた。後半3Q、やや慶應義塾大の調子も上がってくるが、帝京平成大も互角の勝負。しかし4Q、慶應義塾大のルーキー#17山本(1年・PG・長崎西)のシュートがきっかけとなり、そこから得点が続いて慶應義塾大が残り5分で逆転。激しいディフェンスを仕掛けて残り時間も集中して守りきり、73-63で勝利を納めた。

慶應義塾大のルーキー#17山本康瑛(長崎西)は20分で12得点。ディフェンスでも食い下がってチームに貢献。

【11/14結果】
帝京平成大学81(25-21,16-12,17-26,23-11)70國學院大學
国際武道大学70(21-13,16-11,13-13,20-22)59明治学院大学
西武文理大学73(20-24,15-15,19-9,19-15)64亜細亜大学

【11/15結果】
玉川大学83(18-11,19-10,30-16,16-15)52桐蔭横浜大学
立教大学79(21-13,29-16,12-25,17-17)71西武文理大学
山梨学院大学101(24-22,22-18,29-18,26-24)82国際武道大学
慶應義塾大学73(15-16,9-17,18-16,31-14)63帝京平成大学

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