【2025関東新人戦】代々木第二での頂上決戦に臨む8チームが決定、江戸川大が日本体育大を下し8強入り(2025.6.5)

2025関東新人戦
東海大は初戦から快勝が続く。

新人戦本戦は代々木第二体育館での上位決戦に向け、16チームがプライドをぶつけ合った。全体チームとは異なる戦力分布になる新人戦は、少人数であったり、絶対的エースが存在しないなどさまざまな要因で勝敗がはかりにくい。今大会は代表クラスの人員を揃える東海大が頭一つ抜けた強さを見せているが、強化をはかる2部・江戸川大日本体育大を撃破、昨年は3部6位に沈んだ帝京平成大早稲田大にあと1歩と肉薄するなど輝きを放った。

3部・帝京平成大は惜しくもベスト8入りならず。

東海大大東文化大の一戦は、豊富な人材を持つ東海大が次第に大東文化大を引き離して差をつけた。大東文化大は新人チームの中では戦力が揃っているが、組み合わせに恵まれず9〜16位決定戦に回った。

日本大に勝利して波に乗る帝京平成大はこの日も早稲田大に対して立ち上がりからリードを奪い、勢いを見せた。前半は帝京平成大のリズムだったが、後半は早稲田大が#12松本(1年・F・洛南)を中心に得点を重ねて逆転。数点を争う戦いに突入する。終盤追う形となった帝京平成大は#31清田(1年・F・拓大紅陵)の連続スリーで追い上げ、最後に放った同点のスリーポイントが決まるが、不運にも別の部分でテクニカルを吹かれてしまう。これで得たシュートを早稲田大がきっちり決めると1点差で逃げ切った。

早稲田大#12松本は42得点。終盤の大事なフリースローもことごとく決めた。

中央大東洋大に前半リードされるが、3Qで建て直した。4Qは互角の争いとなるが、東洋大は欲しいあと1本が決まらず惜しくも競り負けた。

春トーナメントを制した日本体育大の新人チームは、江戸川大と対戦。江戸川大の激しいディフェンスとアグレッシブなオフェンスに苦しみ、リングからシュートがこぼれる場面が続く。一方の江戸川大はスリーポイントが好調で10点程度のリードを維持して試合を進めた。日本体育大はしぶとく追い上げをはかるが、終盤までシュートが当たった江戸川大が逃げ切り、うれしいベスト8進出を果たした。

ベスト8進出に喜ぶ江戸川大。スリーポイントが日本体育大3本に対し、14本と勝負強く入れた。

その他、山梨学院大、専修大、白鷗大、筑波大がベスト8に進出。敗退した大東文化大、駒澤大、帝京平成大、東洋大、青山学院大、明治大、立教大、日本体育大は最終日まで杏林大学八王子キャンパスにて行われる9〜16位決定戦で順位を争う。

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