【オータムカップ2020】11/7 5位決定戦 日本体育大学VS専修大学

関東オータムカップ2020

日本体育大が持ち味を出して5位に、怪我人の相次いだ専修大は6位

5位決定戦は1Qから日本体育大がリードした。専修大は大会開始前より怪我人が続き、大会中にも#10喜志永(2年・G)、#46寺澤(3年・F)なども離脱した状態に。一方の日本体育大は#33遠藤(4年・SG)が復帰してようやく顔ぶれが揃った。前半は40-32と日本体育大がリード。

しかし3Q、専修大は#12西野(4年・F)が当たり始め、追い上げると56-52と差を詰めて終了。4Qに入るとこの日出番を得た#44米山(1年・F・東海大諏訪)が積極的に攻めて逆転に成功する。しかし日本体育大は#28井手(3年・PG)の3Pで逆転すると、最後は#50バム(3年・C)のバスケットカウントやフリースローで逃げ切り、76-67で試合終了となった。

日本体育大は大浦(現B1秋田)が抜けたが昨年と大きく布陣は変わらない。#23小川(1年・PG)が加入し、スピードはむしろ上がった部分もある。#31青木(2年・SG)、#1古橋(2年・SF)の出番も増えており、4年となった#24土居(4年・SF)、#33遠藤、#13ディクソン(4年・F)らの勝負の年に注目だ。

専修大はインカレに向けてはコンディションが第一になる。怪我人のうち#23キング(3年・G)、#88重富周希(4年・G)が復帰を果たした。#10喜志永が今季は絶望となったが、残りのメンバーが戻れば一気に楽になる。

力強いプレーを見せた専修大#44米山。得られたチャンスに応えた。

【日本体育大会見】「最終戦はディクソンが理想的なプレーをしてくれたことに感謝」◆#24土居 光(4年・主将・SF)

4番ポジションでは負担も大きいが、奮闘が見えた#24土居。

◆大会を振り返って
「一番嬉しかったのは、今日のディクソン(#13)のこと。自分は今季注目選手は誰ですかと質問を受けるたびにディクソンの名前を挙げている。今日のディクソンは自分が求めていた通りの力を発揮してくれた。自分が求めていたディクソンだったので、それが一番嬉しかった。今日はディクソンに助けられたというか、ディクソンで勝ったというのが一番大きいと思うし、今日は彼に感謝している」

◆ディクソン選手に期待してるところは
「彼はずっと喋り続けていたと思うが、ああやって声を出してくれるところは彼らしいし、オフボールのところでのハッスルプレーが高校の時からの持ち味。それに加えてボール運びもできるし1番の選手の支えになれる部分もある。今日はそれを全部発揮してくれた。ベンチに下がった時もずっと指示を出していたし、タイムアウトやクォーターの間もずっと自分たちに声をかけてくれて、次に何をしようとか常に話してコミュニケーションを取ってくれた。本当に助けられた」

◆対戦相手の棄権により、1試合少なくなった大会だった
「試合がなくなって空いた期間で自分たちの調整をする時間もしっかり取れたし、専修のスカウティングもして対策をすることができた。今日の試合は最初の方に練習してきたことを出せたと思う。それでもファウルをして相手に点差を詰められたり、リズムを掴めなくて相手に流れをあげてしまうというところが、まだ自分たちのウィークポイントで、踏ん張らなければいけないところだと思う。そういうところも見えた試合だった」

◆昨年と大きくメンバーが変わらない中でどこを高めたいか
「確かにメンバーは変わっていないが、4番のところが去年とは大違い。そこをどうやって埋めていくかということが課題にある。4番と考えないで、ウイングマンとして自分とディクソン、古橋(#1)青木(#31)でどうやって回してアジャストしていくかがキーになる。ディフェンスでは自分が4番につくような形になっているので、ディクソンとスイッチしながらやって行くことになる」

◆今大会の課題と収穫は
「2試合しかできなかったが、その2試合でもチームもっともっと伸ばしていかないといけないような部分と、ウィークポイントがはっきり見えた。あと1ヶ月しかないが時間はあるとはいえないが、その中でどれだけウィークポイントを減らしていくかが、インカレの結果につながると思う。具体的には足が止まる時間があって、それはオフェンスリバウンドやディフェンスリバウンド、ボックスアウトなどがあまり働くなくなってしまう。それでリバウンドに行かなくなったり、ガード任せになって、ウイングマンがボールを受けない等、リズムが崩れていくことが結構あった。その時間帯をあるのは仕方ないが、どれだけ短く済ませて切り替えができるか、そういう部分を改善していきたい」

土居が理想的だったという最終戦の#13ディクソン。数字には見えない部分でつなぎ役としても得難いプレーをするのが持ち味で、チームを俯瞰して見る冷静さもある。

【専修大会見】「負け越しの大会結果を受け止め、インカレに向かいたい」◆佐々木優一監督

◆大会を振り返って
「毎日一人ずつというほど怪我人が出てしまって、真剣にタフに練習をやっている中での怪我だったので、選手たちには真剣にやっている中での怪我だから、とは話してはきた。しかし連鎖的に出てきてしまった。ただ今日のゲームはそのおかげで普段は出られない選手にある意味チャンスだと伝えて、2年の鈴木悠斗(#14)や1年生のジャバ(#44米山)がしっかりと準備して、自分たちの力を出してくれたのでその点は良かったと思う」

◆鈴木選手と米山選手の2名はこの大会で試す予定はあったか
「鈴木に関しては練習でいい部分がかなりあったので、チャンスがあれば使っていきたいと考えていた。ジャバに関しても、もっと試合経験を積めばいいのはわかっていたので、どこかで起用したいという気持ちはあった。ただ同じポジションに寺澤もいて彼も良かったのでなかなか機会がなく、寺澤が怪我でアウトになってしまい機会ができた。それに彼も応えてくれた。これはインカレにつながる経験になったと思う」

◆インカレには全員揃うか
「キングについてはある程度練習に参加できている。喜志永は今シーズンはもう無理だが、寺澤は間に合わせる。しかしジャバも今日活躍できたし、怪我人がいても準備できている選手はいる。選手達にも怪我人が多いことは、負ける理由にも戦わない理由にもならないと伝えてある。全員でまとまって戦って行こうという話もしているし、選手たちからもそういう声は出てきている」

◆改善点は
「毎回出だしを改善できていないという課題がある。それをなくしていかなければいけないし、インカレは負けたら終わりのゲーム。今回は3試合しかなかったが負け越しで1勝2敗、1勝しかできていないのでそれをちゃんと受け止めたい。インカレまで1ヶ月しかないので、それぞれがやるべきことを整理した上でもう一度チームを再開できればいいかなと思う」

【専修大会見】「気持ちの持ちようが足りなかった」◆#9重富友希(4年・主将・G)

◆試合を振り返って
「今日の試合も勝つつもりで入ったが、相手の方が勝つ気持ちで上回っていた。自分たちの気持ちの持ちようが足りなかったと思うし、そこが敗因だと思う。今まで試合に出ていたメンバーに怪我が続いて、繰り返されてしまって落ち込む部分があった。今日それがどこかしらで影響があったんじゃないかと思う」

◆インカレに向けて
「もっとチーム内でコミュニケーションを取っていく必要があると思う。このチームは誰が出ても大きく変わらないと監督も言っているので、そこを強みとして出していきたいと思っている」

難しいチーム状況の中、主将として残りの1ヶ月でチームをどう作っていくのかが問われる。

【専修大会見】「オフェンスのミスがディフェンスにも影響した」◆#12西野 曜(4年・F)

◆試合を振り返って
「追いかける展開になって重い雰囲気が続いて、追いつかなかったという試合だった。自分達はディフェンスから流れを作っていこうというのをモットーにしている。しかしオフェンスのミスがディフェンスにも影響してしまっていた。そこがああいう点差になったんだと思う。監督からは自分たちで声を掛け合うようにと言われて、苦しい時は選手たちでも考えてやっているが、良いところが出たといえば、そうやって後半少し立て直せたところだと思う」

安定したシュート力を見せた西野。最終学年としてインカレでの活躍を楽しみにしたい。
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