【2025トーナメント】春の関東王者を決めるスプリングトーナメント、ベスト16決めに熱戦が連続(2025.4.30)

2025トーナメント
劇的な展開で大逆転を見せた神奈川大。

関東大学界の春シーズン最初かつ最大の公式戦である、第74回関東大学バスケットボール選手権大会は、4月12日から1回戦がスタート。30日に1部を含む有力校が登場して16試合が行われ、ベスト16が決定した。今回はここが初戦になるチームは最終日まで5連戦。短期決戦かつ体力勝負の戦いになる。


実力差が大きいところから近いチームまで対戦がさまざまな中、2会場で行われた16試合は、僅差の接戦や延長など熱い試合が続いた。

駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場では接戦に沸いた。神奈川大江戸川大、拓殖大東洋大はどちらも1点差での決着となる大接戦。神奈川大拓殖大が劇的な勝利をあげた。神奈川大は前半50-28と出遅れるが、後半猛追。4Qだけで30得点をあげる大逆転での勝利となった。拓殖大も前半は9点のビハインドから後半に盛り返し、4Qで20-6と稼いでうれしい逆転勝利を決めた。

対江戸川大戦で逆転の決勝シュートを決めた神奈川大#2今野。
拓殖大も東洋大に対し、後半に逆転勝利。

ほか、大東文化大、青山学院大、明治大、東海大、白鷗大、専修大が勝ち上がった。


大田区総合体育館会場は法政大山梨学院大が延長戦にもつれ込んだ。法政大は前半に気持ちよくシュートを決めてリードしたが、2Q途中からは攻めあぐねる展開が続き、後半に追いつかれて延長での敗戦となった。

山梨学院大は試合が進むにつれて動きが良くなり、巻き返した。

その他、早稲田大明星大に4Qまでリードされる苦しい展開から、終盤に抜け出して勝利。中央大国士舘大と前半から激しいディフェンス合戦を繰り広げるが、後半に国士舘大の得点が止まると中央大が一気に抜け出した。筑波大埼玉工業大に、日本体育大慶應義塾大相手に立ち上がりでもたつくが次第に引き離して勝利。

早稲田大は#0下山の働きが逆転の流れにつながった。

ほか、順天堂大、日本大、上武大がベスト16に進んだ。

ベスト8を決める8試合は翌5月1日も同2会場に分かれて行われる。

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