【2021新人戦】2年ぶりの関東大学新人戦が開幕!1・2年生たちの熱い戦いに注目(1回戦・2022/3/4)

2021新人戦
残り8.6秒からの法政大のオフェンス。#3今池が攻め込むがディフェンスに阻まれた。

2021年度の関東大学新人戦が、年をまたいだ3月、2年ぶりにようやく開催の運びとなった。コロナ禍で予定が見通せず、また諸々の都合で予選は実施できなかったが、1〜3部チームを対象とする形で2週に分けて頂点を争う。現在も続くパンデミックの影響で棄権する大学も出ている状況ではあるが、感染対策に留意し、有観客(入場対象者は日程によって異なる)で行われる。

新人戦はチームスタッフも含めて1・2年で構成するところが多い。新人戦での結果が2年後を占うともいわれ、次世代のスター候補の活躍も見逃せない大会だ。ただ、現在の1、2年は昨年から大会の中止や延期が相次ぐ中で、全体的には試合経験が足りていない。その一方で、全体チームのメンバーとなり、ベンチに食い込んでいる選手は、リーグ戦やインカレも既に経験している。そのバランスがどう出るか未知数なのが、今大会の特徴といえるかもしれない。いずれにしても公式戦ができることをプラスと考え、良い試合が見られることを期待したい。

中央大・山梨学院大・慶應義塾大が初戦突破

初日は8試合のうち、4チームが棄権となったことで、4試合が行われた。3部の慶應義塾大は1Qから同じく3部の文教大をリードして89-49で初戦突破。司令塔の#4山本(2年・G)を起点に、#5熊野(2年・F)のシュート、#10高島(1年・C・近大附属)などが軸になり、得点を稼いだ。

1部の中央大は出足から3部の西武文理大を圧倒した。持ち味の早い展開で次々ゴールすると、前半で20点のリード。後半にも勢いは落ちず106-44で快勝。#2内尾(2年・SF)、#60蒔苗(2年・SF)、#13小川(1年・SG・北陸)、#0樋口(2年・PG)らは、リーグ戦でも試合経験を積んでいる。#2内尾の突破力や#60蒔苗のシュート、#0樋口のコントロールなど、安定したプレーで見せた。#11オヌ(1年・PF・土浦日大)や#16栃木(1年・C・東海大諏訪)の高さでも優位に立った。

新シーズンは2部となる山梨学院大と2部の東京成徳大の戦いは、山梨学院大が激しいディフェンスを軸に素早い攻撃を畳み掛け、東京成徳大を1Q途中から突き放した。高さでは#2カボンゴ(2年・C)がゴール下で、また速攻にもよく走って畳み掛け、前半で24点のリード。後半も点差が開く展開となり、105-60で次へと駒を進めた。

中央大は内尾をはじめ、リーグ戦でも既に出場しているメンバーが多い。

早稲田大と法政大は土壇場の逆転で早稲田大が辛勝

1部の早稲田大と2部の法政大は互いにやり合う接戦となった。最初に抜け出したのは早稲田大。法政大はアウトサイドが主体となるが、決定率を欠いて追う形に。しかし2Qになるとそのシュートに当たりが来る。#8石田(1年・SF・北陸学院)、#9黒木(2年・PF)、#3今池(2年・PG)のスリーポイントが続いて追い上げ、#11岡部(1年・SG・國學院久我山)のシュートで逆転すると、前半は33-30。

法政大は黒木をはじめ、スリーポイントが流れを作った。

3Qも法政大ペース。激しいディフェンスでミスを誘い、速い展開に持ち込んでいく。早稲田大はペイント内での得点が鈍るが、#14小野(1年・GF・開志国際)が当たりはじめ、#15兪(2年・CF)のブロックなども出て6点のビハインドから盛り返していく。しかし法政大も譲らず、速攻やフリースローで稼いで6点リードの52-46。4Q、早稲田大は#15兪が攻め、ディフェンスでも法政大に簡単に打たれないで守っていく。法政大はじわじわ差を詰められる状況で粘るが、シュートが決まらない。早稲田大は残り45.7秒で#15兪が獲得したフリースローを2本沈めると、ついに62-63で逆転。続いて残り8.6秒に#14小野もフリースローを得るが、これを2本落としてしまう。このリバウンドを取ったのは法政大。#3今池が最後の攻撃に走るが、守られてシュートにまでは行けずタイムアップ。早稲田大がなんとか逆転に成功し、1点差で勝利を収めた。

4Qは兪の高さとフィジカルを生かした攻めで追い上げた早稲田大。逆転勝利となった。
タイトルとURLをコピーしました