【2021新人戦】中央大が東海大を破りベスト8進出、専修大も国士舘大を退ける(3回戦・2022.3.10)

2021新人戦
東海大に勝利した中央大。2021-2022シーズンはチームとして好調が続く。

新人戦は中3日をはさみ、後半戦に入った。この日は残りのベスト8チームを決める3試合が予定されていたが、そのうち駒澤大が急遽辞退に。対戦予定だった筑波大が試合を行わないままベスト8へと進んだ。

開催された2試合は、いずれも逆転勝利の戦いになった。一昨年のディフェンディングチャンピオン・東海大は、1回戦から勝ち上がってきた中央大相手に攻守とも持ち味を出せず、後半に突き放された。東海大が新人戦で緒戦負けを喫するのは2016年以来。

専修大は攻撃力のある国士舘大と競り合いになるが、後半にリバウンドから走って引き離し、勝利を収めた。

これでベスト8チームがすべて出揃った。棄権や辞退が相次いでいるが、一方で2部チームの躍進もあり、例年になくフレッシュな顔ぶれが並ぶ。大学バスケ全体の活性化のためには良いことと捉え、残りの日程を無事に消化したい。

専修大が高さを武器に逆転、国士舘大は後半にシュート確率が落ちる

スコアラーが揃う国士舘大は、高さで勝る専修大相手に立ち上がりからスリーポイント攻勢となり、これが当たった。#3佐藤(2年・F)の連続スリーを皮切りに#92大滝(1年・SG・正智深谷)も続くと、一気に9-0。しかしここから専修大も#13クベマ(2年・C)の高さを生かして流れを取り戻し、#16淺野(1年・F・洛南)のスティールからの速攻で逆転。一進一退となる。国士舘大は依然としてスリーポイントは好調で、2Qも#90渡久地(1年・豊見城)、#92大滝、#88大迫(1年・G・豊浦)らのシュートが次々にネットを通過していく。専修大は#13クベマのところ以外が機能せず、前半は40-34と国士舘大リードとなった。

国士舘大はインサイドで#3佐藤が奮闘。ブロックなども見せた。

後半、ようやく専修大にエンジンがかかってくる。#3當山(1年・PG・福岡第一)のスリーポイント、#44ジャバ(2年・F)のアタックからのフリースローなど、内外で得点が生まれていくと逆転。53-60として4Qに突入。国士舘大は前半のようにシュートが入らなくなるが、リバウンドでも苦戦。専修大に走られ、またフィジカルを生かしてインサイドで思い切りのいいオフェンスを展開される形となり、66-83で試合終了となった。専修大は次戦で青山学院大を破った東洋大と対戦する。

シュートの得意な選手が多い国士舘大は前半そのカラーが生きたが、高さでは苦戦。フィジカルでも差が見えてアウトサイドが落ちてくると苦しくなった。一方の専修大は#13クベマ、#44ジャバを起点に得点を重ね、#12市場(1年・SG・市立船橋)、#15佐藤(1年・F・金沢工)など新戦力もいいプレーを見せた。

専修大は後半#44ジャバが積極的にアタック。

東海大は終始リズムに乗れず、勢いを増した中央大が後半に抜け出す

東海大中央大のベスト8決定戦は、ロースコアな展開となった。1Qは東海大リードで試合に入るが、14-11となってからは互いに得点が止まってしまう。2Qになると劣勢の中央大が#14鍋田(2年・SG)のスリーポイントで同点に追いき、そのまま逆転。東海大はシュートが入らず、リバウンド争いでも苦戦。#0黒川(2年・PG)が得点を取りに行ってなんとかつないで逆転するが、中央大は最後に#60蒔苗(2年・SF)のスリーポイントが決まり、前半は25-25の互角の勝負。

中央大は#60蒔苗のスリーポイントが高確率で決まった。

後半3Q、立ち上がりは東海大が先行するが、それを食い止めたのが#60蒔苗。連続スリーが沈み、さらに#14鍋田、#13小川(1年・SG・北陸)などがそれに続き、リードを奪い返す。一方の東海大はシュートこそ打っていくが、確率が悪い。最後は中央大#2内尾(2年・SF)のドライブで割って得点し、34-45。4Qはさらに中央大が引き離す形となった。#13小川がゴールへ果敢に向かって3連続得点すると、開始3分で21点のリードに成功。東海大はこのあたりからようやく#16西田公陽(2年・SG)の当たりが来てスリーポイントが続けて入っていくが、追いつくには重い点差。中央大も#60蒔苗が最後までスリーポイントを決め続け、51-69。中央大がベスト8へと駒を進めた。

東海大は攻守において「点」になってしまっていた。他大学と比べると新人チームとしては練習を積めているようだが、チームとしての成果につながらなかった点について、「これまでやってきたことをやるべきだったのに、個々のエゴでうまくいかなかった」とキャプテンの#0黒川。噛み合わなかったことが伺える。新シーズンはすぐそこだが、新人メンバーも全体チームでは欠かせないメンバーが多い。苦い敗戦から立ち上がっていくことを期待したい。

中央大はサイズがない中、リバウンドで#11オヌ(1年・PF・土浦日大)が身体を張り、攻撃では#2内尾、#60蒔苗、#13小川といったリーグ戦でも活躍したメンバーに加え、#14鍋田のシュートも決まった。次は躍進著しい山梨学院大とベスト4をかけて戦う。

東海大は大倉颯太(B1千葉)、河村勇輝(B1横浜)といったガード陣が抜け、今季は黒川にも期待がかかる。自身もさらなる成長を誓っていた。

【2021新人戦】東海大を撃破!チームを鼓舞するプレーで勝利に貢献 #13小川翔矢/中央大・1年

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