【2021リーグ1部】すべてはチームの勝利のために。「自分がこのチームの大黒柱」白鴎大・#52ブラ・グロリダ(10/19)

2021リーグ

リーグ初日から劇的な試合を連発している白鴎大。ディフェンスの良さに加え、勝負強さが光る戦いぶりを見せている。10/19に6試合を終えた時点では4勝2敗。勝敗数では日本体育大と並び、上位を確保している。落とした東海大戦と日本大戦も、いずれも接戦であとわずか、という惜しい試合だった。

白鴎大はさまざまなメンバーをまんべんなく起用するチームだが、今年は主力に4年生が多いチームの一つであり、新人戦時のメンバーがほぼそのまま主力となっている状態のため、積み重ねによる安定感がある。今大会クラッチタイムでのパフォーマンスが光る主将の#66松下(4年・G)を筆頭に、#56小室(4年・PF)、#25角田(4年・SG)、らがチームの核となっているが、インサイドを支える#52ブラ(4年・C)の存在感も昨年以上に増している。

195cmでセンターとしてそこまでは大きくないブラだが、リバウンドやシュートに果敢に挑む姿はまさに大黒柱そのものであり、自身でもそれを強く自覚しているようだ。

「自分がこのチームの大黒柱だと思っているので、しっかり自分の仕事をやらなくちゃいけないと思っています。4年生になって本当にその意識は強くなりました」

その姿を強く示したのが、6試合目の日本体育大戦だった。4試合目となった東海大戦のあと、負傷で5試合目の日本大戦は欠場。ベンチ生活が長引くかと思われたが、日本体育大戦には途中出場し、16得点で勝利に大きく貢献した。これは連敗を2で止めた勝利であり、チーム全体で得点が伸び悩んだ時間帯にブラのシュートは得難い存在感を放ったが、ブラ自身は個人よりチーム、という感情が先にあるようだ。

「あまり何点取ったかっていうのは気にしていなくて、自分はチームが勝つことを目指しているので、チームで勝ったことが何よりも嬉しいです。大黒柱としてプレーして、勝利できたことがとても良かったと思います」

ブラは今年、副キャプテンを務める。そこも “チーム”が先にくる理由かもしれない。また、共に歩んできた仲間同士の絆もそれを増幅させているはずだ。

「4年目を迎えて自分自身が成長しているし、他のメンバーも成長しています。前もいいチームだったと思いますが、今年も本当にみんなの仲がいいんです。いつもみんなで『絶対やってやろう』とか『絶対みんなで日本一になろう』と言い合っていて、気持ちがとても高いチームになっていると思います。誰かが言うというよりは、本当にみんなそういう気持ちが強くて、みんながそう言うんです。自分は副キャプテンなんですが、そういう中でチームのためにキャプテンの松下といろんな話をして、みんなを引っ張っていこうと話し合っています」

2敗はしたが、しぶとく戦い抜く姿が感じられるのは、そうやってチームを想う気持ちがあるからだろう。そして、日本体育大戦の勝利でまた再び前を向けたに違いない。

「今日勝ったことでまた気持ちがつながるし、自信もついてくるんじゃないかなと思います。また次も頑張ります」

黙々とチームのために。そんなブラの姿をこの先も楽しみにしたい。

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