【2021リーグ1部】東海大が日本大を下して優勝、日本体育大は筑波大を最終戦で破る(11/7第11戦・最終戦)

2021リーグ
優勝は東海大。トーナメントの雪辱を果たした。

関東大学一部リーグはついに11試合目、最終日を迎えた。スケジュールに翻弄された2部リーグとは異なり、1部リーグは予定通りに日程をこなし、全チームが同じ日にリーグの最終戦を迎えることができた。

会場となったリリーアリーナMITOには朝早くから多くの観客が詰めかけ、早々に入場規制が出るほどの大盛況に。観客の熱気あふれるアリーナでは、それぞれのチームが己のプライドと目標のクリアを懸け、最終戦に挑んだ。直接対決で優勝を決する注目の一戦となった日本大東海大の対戦は、東海大学が立ち上がりから激しいディフェンスで日本大にプレッシャーを与え、また、自らは日本大のディフェンスをかいくぐって得点を重ね、59―77で勝利。3年ぶり6回目の優勝を決めた。

白鴎大拓殖大に勝利し最終戦績を8勝3敗の3位で終了。1部昇格以来の最高成績でインカレの4シードを獲得した。専修大大東文化大に勝利して4位獲得。リーグ序盤は不安定な面も見せたがその後は安定して大会を戦い抜いた。 

専修大はやや不安定な試合もあったものの、4位。

中央大は1部リーグで2001年以来となる勝ち越しを決める

後半に入って連勝を続ける上り調子の中央大は、最終戦で神奈川大と対戦した。1Qから中央大がリードするが、神奈川大は2Qに入ると激しいディフェンスを仕掛けてターンオーバーを奪い、追い上げる。しかし中央大は迫られたところで#60蒔苗(2年・F)のスリーポイントが決まるなど、大事な場面で確実に1本が決まっていき、相手を引き離す。後半、追いかける神奈川大のスリーポイントシュートが入ってくると再び迫るが、中央大もシュートを返してリードを守りきり、67―78で勝利。一つの目標としていた1部リーグ戦での勝ち越しを見事に達成し、6勝5敗、7位で大会を終えた。神奈川大はディフェンスを武器に粘り強くプレーし、惜しい試合もいくつかあったが、決定力の差が響き12位。チャレンジマッチでは2部1位の明治大と対戦する。

中央大は準優勝した2001年以来の1部リーグ勝ち越しを達成。皆に笑顔が広がった。

9位争いは早稲田大学と青山学院大学が激しく競り合う

チャレンジマッチが決まっている両者、一つでも順位を上げるための直接対決は、40分を通して激しいバスケットが展開された。1Qから早稲田大の良さは出た。互いに譲らない展開からスリーポイントが決まっていくと、8点のリードに成功。この1Qの点差がゲームの最後まで有利に働いた。2Qに入ると青山学院大は#17保泉(4年・SG)が奮闘して詰め寄るが、早稲田大は#13星川(2年・SF)のスリーポイントで再びリードを得る。点差を振り出しに近いところまで戻した早稲田大はこの差を維持。青山学院大は#36相原(4年・SF)が果敢に攻め、4Qになるとトランジションは機能して5点差まで縮める時間帯もあったが、最後は届かず61―70で早稲田大が3勝目を挙げ9位。青山学院大が10位という結果になった。

早稲田大は怪我人が多く、主将の#8津田(中央)が緒戦の怪我でその後は欠場。ベンチからチームを支えた。

伝統の日筑戦は延長の末に日本体育大が筑波大を倒す

日本大と東海大の優勝決定戦の隣のコートで行われた最終戦は、定期戦も開催している筑波大日本体育大の伝統ある一戦。筑波大は主力5名がケガにより欠場し、1年生の#19間山(1年・PF・福大大濠)がスタートに入る、フレッシュな布陣。これに対して日本体育大は#35ムトンボ(1年・C・東山)の高さを活かして攻撃を展開していく。前半から試合はハイペースで進み、点の取り合いとなるシーソーゲーム。2Qになると筑波大のトランジションが機能し、#13二上(4年・SG)のスリーポイントもあってリードを広げた。後半、追い上げたい日本体育大だが、3Qでは点差が縮まらない。4Qに入ると#23小川(2年・PG)がドライブで果敢に攻め、またリバウンドを支配してじわじわと点差を詰める。ゲームのハイライトは残り1分を切ってから。アタックし続ける日本体育大は、残り21.7秒で#28井手(4年・PG)がスリーポイントを沈め72−72の同点に追いついた。そこから筑波大は決定打を出せず、試合は延長に突入する。

最後の5分、出足は筑波大の#13二上や#21笹山(3年・SG)のシュートなどで先行するが、日本体育大は#28井手、#23小川のスリーポイントが続いてすぐに同点に戻し、譲らない。しかし中盤からは日本体育大の勢いが勝った。#35ムトンボ(1年・C・東山)のオフェンスリバウンド、#1古橋(3年・SF)の速攻が出て残り48秒で4点のリードに成功する。筑波大はそこからファルゲームとするが追いつくことはできず、82―87で試合終了。順位でも筑波大を逆転して5位にジャンプアップした。筑波大に勝利したのは2019年のリーグ戦以来となる。

最後は#28井手、#23小川の得点に#1古橋の速攻も出て、日本体育大らしい勝利を飾った。

【最終結果】

優勝       東海大学(3年ぶり6回目)10勝1敗
準優勝   日本大学              9勝2敗
3位       白鴎大学              8勝3敗
4位       専修大学              8勝3敗
5位       日本体育大学       7勝4敗
6位       筑波大学              6勝5敗
7位       中央大学              6勝5敗
8位       大東文化大学       5勝6敗
9位       早稲田大学          3勝8敗(2部4位・東洋大とのチャレンジマッチへ)
10位      青山学院大学       2勝9敗(2部3位・明星大とのチャレンジマッチへ)
11位      拓殖大学              2勝9敗(2部2位・国士舘大とのチャレンジマッチへ)
12位      神奈川大学          0勝11敗(2部1位・明治大とのチャレンジマッチへ)

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