【2021リーグ/インカレチャレンジマッチインタビュー】「リーグ後半に向けてようやくいい流れができてきた」インカレに向けさらに上を目指して/早稲田大#7宮本一樹(11/11)

2021リーグ

接戦を招いた反省の多い試合に

1部9位の早稲田大は2部4位東洋大とのチャレンジマッチに挑み、72-70と僅差の勝ちを収めた。
東洋大の速いトランジション展開、粘り強いディフェンスによる追い上げに苦戦しつつも、
早稲田大は勝負どころで#7宮本(4年・CF)の高さが活きた場面も多かった。
14点15リバウンドと貢献したが、本人的には自分のせいで足を引っ張ったという感覚もまたある。

― 点差のない試合展開の中、終盤に追い上げられた原因は。

「特別自分たちのミスが続いたとかそういうことではなくて、少しディフェンスで緩みを見せてしまったところで、東洋さんの気持ちが上回ってしまいました。スリーポイントを立て続けに決められたり、トランジションを走られたりとか、本当だったら自分たちがしなければいけない事を相手にやられてしまいました。本当にそういう気の緩みで、リードしていたのにひっくり返されてしまったというところはあると思います」

― 東洋大のスモールラインナップに対し、やりづらそうな部分も見えました。

「途中で石坂(#77・195cm)を下げたりしましたが、ピック&ロールをした時にビッグマンが相手のガードを守りきれなかったりとか、なかなかやりづらさはありました。そこはインカレに向けて修正できたらいいなと思います」

― 宮本選手がゴール下でサイズの強みを発揮したのが大きかった時間帯もありますね。

「でも今日はもう、戦犯ぐらいの勢いです。何も言えないです。ただ、リードしていたのに、最後の最後で相手に逆転されたところで、諦めずに自分たちのやることやろうと。リーグ戦では逆転されてあのまま負けてしまうということが多かったので、そこは自分たちのリーグを経験してきて一つの成果として出たのかなと思います」

早稲田大の攻撃に、東洋大も必死のディフェンスを見せた。

リーグ後半で得たものを大事に、チームとして軸の確立を

リーグ戦では怪我が続いた早稲田大だが、実は昨年から引きずる流れでもある。
宮本は昨年のオータムカップの2試合目で負傷。
「前十字靭帯断裂と同じくらいの時間がかかった」という骨折で、
復帰までに10ヶ月も要するものだった。
それでも、ここまでプレーを戻してシーズンに間に合ったことは喜びたい。
本来はサイズがあっても内外できる起用さが強みのプレイヤーでもあり、
本領発揮のプレーにこの先の期待も大きい。

― リーグ戦では宮本選手が欠場した試合もあって、少しチームとしてはしんどい時期もありましたね。

「昨年の怪我が長引いたことも影響しています。本来なら将来を見据えてアウトサイドのプレーとかも幅広くやりたかったところですが、現在は5番をやっています。今は筋肉をつけて、元のようなプレーに戻していくことを考えています」

― そこに期待します。怪我人が多いリーグ戦で苦労もあったかと思いますが、どんなリーグ戦だったと感じていますか?

「元々、4年生が僕と津田(#8)と萩原(#18)という3人しかいません。しかし3人とも このチームが始まったときに怪我をしている状態でした。そこで土家(#12)とか神田(#1)が下級生をまとめてくれていましたが、彼らに任せきりになってしまってもいました。だからチームとしてのスタートが難しくて、うまくいかないことだらけでした。でもリーグの後半にかけてようやく少しいい流れができたので、チームとしてそこは良かったかなと思います」

―インカレに向けて。

「インカレに向けては短い期間ですが、抽選が決まればそこから相手のアジャストをしていく形になります。もちろん今日だって自分たちのプレーができてはいなかったし、相手だけではなく、自分たちのスタイルの確立もしていかなければいけません。ただしリーグの後半3試合ぐらいに結構やるべきことができてきたかなという部分もあります。自分たちの軸となるもの、攻撃の軸、ディフェンスの軸をちゃんとして、インカレに向けて修正していきたいです。まだまだやられていた部分があったので、それを克服したいです」

サイズがあって、内外できる柔軟さが魅力でもある。 インカレでのさらなる活躍に期待がかかる。

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