【2021リーグ1部】チーム力を見せた大東文化大が東海大を撃破、日本大は1敗にとどまる(10/24第7戦①)

2021リーグ
大東文化大hが東海大に勝利。

第7戦として迎えた東海大のホームゲーム第2戦は、奇しくも昨日の敗者同士と勝者同士の対決カードとなった。前日同様、手に汗握る好勝負が展開され、観客を大いに沸かせた。

早い展開を出し続けた日本大が専修大に勝利

第1試合、前日に大東文化大に破れて1敗がついた日本大は、東海大に破れた専修大と対戦したが、持ち味の足が活きる展開となった。専修大は東海大戦の試合中に負傷していた#23キング(4年・PG)が欠場。試合開始早々に足を痛めたものの、「気合で」プレーしていた状態だった。日本大は1Qから#6野口(2年・SF)を筆頭に何度も走るプレーで先行する。専修大は#44米山(2年・PF)のスリーポイントなどで迫り1Qは22-18とするが、2Qになると日本大は#30丸山(1年・SF・報徳学園)のシュートやスティールも決まり、流れを持続。専修大は#28野崎(4年・SG)、#44米山のスリーポイントで粘りながらついていく形となった。しかし3Qに入ると専修大のオフェンスが重くなり、10点ほどついた差がなかなか縮まらない。日本大はその後も早い展開を出してリードを守りきり、77-65で勝利。昨日の敗戦を引きずらず、日本大らしい足を使ったバスケで勝利した。

変幻自在のパスワークを見せる日本大#3米須。9得点6リバウンド6アシストの活躍。

ホームの東海大を大東文化大が攻守ともに良さを見せて破る

第2試合、ここまで無敗の東海大はホームに大東文化大を迎えた。

大東文化大はここまで3勝3敗。リーグ序盤でやや躓いたところを、2連勝で持ち直してきた状況だ。試合はここまで課題としている立ち上がりで、東海大に先行される形で始まった。東海大は#16西田公陽(2年・SG)、#13金近(1年・SF・関大北陽)、#5河村(2年・PG)と立て続けの得点が続き、一気に3-10とリードする。すぐさまタイムアウトで修正した大東文化大は#8石川(4年・PG)のスリーポイントや#1深渡瀬(4年・PF)のタップやシュートなどで同点にすると、そこからは接戦となり19-20の東海大1点リードで1Q終了。しかし2Qになると、大東文化大が5本のスリーポイントを決めて試合を支配した。開始早々#25山内(1年・SG・明成)の連続スリーポイントが決まると、その後も#12中川(3年・SF)のスリーポイント、#7高島(3年・SG)のドライブが続く。東海大は#13金近のジャンパーや#24松崎(3年・F)のスリーポイントで返すが、大東文化大はゾーンをされても#6中川、#4菊地(2年・PG)とスリーが続き、最後は#12中村(3年・PG)の速攻で締め、45-32と13点のリードを奪って前半を終えた。

ルーキーながらスタメンに入る#13金近は18得点5リバウンド。

3Qは東海大が反撃。ディフェンスを引きつけてのアシストが次々に決まり、開始約5分で同点に追いつく。大東文化大はファウルが続いて攻撃が止まってしまう。しかしここでも苦境を打開したのはスリーポイント。#25山内、#6中川とこの試合好調の2人が決め、ディフェンスでも#12中村がルーズボールに飛び込む奮闘を見せる。このQ7点と苦しんだものの、52-50とリードして4Qに入ると、再び流れを掌握。#34バトゥマニ(2年・C)のブロック、#4菊地の連続スリーポイントなどで一気に引き離していく。東海大は#5河村がスリーポイント、アシストで局面の打開をはかり、#86八村(4年・C)がフリースローを得ていくが、大東文化大はファウルトラブルになりつつも残り時間をしのいで、77-60でタイムアップ。大東文化大が大きな1勝をあげた。

大東文化大は東海大を14ターンオーバーに追い込んだディフェンスに良さに加え、14本のスリーポイントが勝負を決めた。ベンチスタートの菊地、山内、中川の3名が2桁得点を挙げ、全員バスケを体現したことも大きい。

東海大側は追いついた場面もあったが、再び引き離された。陸川監督も大東文化大のスリーポイントの確率は想定以上だった様子だ。

「6番(中川)、25番(山内)の2人にかなり効果的にスリーを決められてしまいました。ディフェンスで戻りきれておらず、流れを渡してしまった部分がある。ただ2回ほどこちらの流れになったところでなんとかしないといけなかった。私の甘さが出ました」

ホームの観客に2連勝を見せたかったところだが、克服すべき1敗となった。

今年からプレータイムの増えている大東文化大#6中川が爆発。20分の出場で12点でスリー確率4/5の働きだった。

コロナ禍で実現したホームゲーム開催

従来は各大学で開催されているホームゲーム。リーグ戦が延期となったことで、中止に追い込まれたものもある中、東海大はさまざまな壁をクリアして開催を実現した。感染が落ち着いてきている時期に予定されていたことも幸いだった。陸川監督によれば、それでも当初は無観客ゲームでの開催予定だったという。

「木村コーチが部署のトップとして大学と交渉し、本当は無観客だったところを医学部の指導もいただいて、本来の半分である500人を上限に、観客を入れて開催することができました。やはり観客がいないと寂しいですしね。非常にありがたかったです」

この2日間、各試合は入れ替え制。第1試合は当日券でも観戦できたが、第2試合の東海大の試合は事前の販売で完売となった。運営は例年通りスポーツ・レジャーマネジメント学科の学生が担当し、映像や照明の演出、会場MCや音楽による盛り上げ、ハーフタイムショー、またゲーム中は効果音のオルガン生演奏など、白熱した2試合を彩った。

毎年作成しているフラッグ。例年は観客にインカレに向けてメッセージを書き込んでもらうが、今年はそれが叶わず。
総合体育館前は観客や関係者を分ける動線が作られた。客席は自由席のため、第1試合の段階から、第2試合に向けて観客が待機列を作っていた。
毎年恒例のホームゲームTシャツも作られた。また、イヤーブックも今年初めて作成している。
ハーフタイムショーには、東海大のチアリーディングチームFINEや、座間や相模原市で活動する一輪車チーム「ルピナス」も登場。

【1部リーグ・10/24現在】

東海大学   6勝1敗
日本大学   6勝1敗
筑波大学   5勝1敗
白鴎大学   4勝2敗
日本体育大学 4勝2敗
専修大学   4勝3敗
大東文化大学 4勝3敗
中央大学   2勝4敗
青山学院大学 2勝4敗
早稲田大学  1勝5敗
神奈川大学  0勝6敗
拓殖大学   0勝6敗

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